旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

160 クリスマス

2010-07-24 19:38:34 | 日記
 お世話になったMrs.シモノウのご両親の家は、映画TVで見るアメリカの普通の家で、前に芝生があって確か平屋であったと思います。そのアメリカの一般の普通の家で、一番印象に残っている事が、普通の家を繰り返しましたが、なんと拳銃を見せてくれた事です。 

 そのピストルがごく普通にある押入れの中の、私も手が届く所にあったのです。兎に角、ただただビックリの当たり前の事でようでした。今までの人生で初めてピストルを身近に見ました。
(その後も、アメリカは何度も行っていますが、拳銃を見せて貰ったのはその時だけです。)

欧州(勿論日本)では考えられないでした。本当に無造作にピストルを見せてくれました。アメリカを感じた瞬間でした。(今思い出しましたが、小学生の時に二条城に自衛隊がやって来て、本物の大砲やライフルを触らしてくれた事があって、兄がそれでけがをした事を誇らしげに言っていた事がありました。思い出、色々とあります。思い出さなくては!)取りあえず、そんな家でした。
 
その家でのクリスマスは日本の正月に似ていると言うのか、Mrs.シモノウの家がまさにその通り親戚中が一同に集まってお祝いすると言うものでした。(しかし、クリスチャンの家に来て全く教会に行った覚えがありません。忘れたのか、本当に行っていないのか?分かりません。)

 時間と行く場所を決めてない、きままな旅(一応東から西)ですから、どうしてこうなったか忘れてしまって知りませんが、その集まりの親戚のお宅に泊まることになったのでした。
親戚から、次の親戚へとエスコート付きでバトンタッチ、車で送って貰いました。つまり渡り泊まりになったのでした。私はついています、めぐり会う人皆に有難う。しかし、またまた人任せでした。 本当に私は身軽で、気楽で、厚かましくて、今思うと良くそんな事ができたなと思います。その中で、覚えているのが、McCombと言う所です。
 ちょうどラジオで、McCombと言う所が、Deep South として笑い話で紹介されていたので良く覚えています。このラジオ番組が無かったら何処に行ったのかもしれません。
 ルイジアナから55線をミシシピー州に入った所でした。(今、地図で何処にあるか分かりました。実際こんな所に行ったのは今回知りました。マッコンブと其れだけ覚えていました。)

町は小さく、そこの、お婆さんにホンダは日本で作っているけど、アメリカの車と自信を持って断言して言われたのでした。
その自信に押されて、言い返せなかったのです。多分アメ車?その時、車だったかバイクだったか忘れましたが、こんないい車は日本人が作れるはずが無いと言う事でした。思わずそうかと思うほど自信を持って言われました。この時期は、そうやって、日本車が出て行った初めの頃だったのでした。 

 もう一ヶ所覚えているのは、若い夫婦の家で、連れて行って貰ったのが、レコーディングする所でした。ゴールデンレコードが何枚もあり、スタジオの中も見せて貰ったのでした。
 そこで、日本人は太った人がいないねと言われて、私の大兄は、貴方と同じ位太っていると言って、そこの皆に笑われた事を思い出します。
 私は、日本人でも大きいと思ったのですが、その大兄の4倍も大きいのがアメリカ人の言う大きい人でした。今まで、そんな大きな人間を見ていなかったですが、これからの旅で実感する事になりました。

 どうも、印象ある事は覚えていますが、見事にかなりの所を忘れて、これだけお世話になった人達には申し訳なく思っています。

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