96 習慣の違い

10月26日　晴れ

　わりと調子は良かった、今日こそ病院に行こうとディッテに伝えに行くと、彼女は来ていませんでした。仕方無く、カイの所へ行った所、親切に紹介状を書いてくれました。

病院は当時日本では珍しかった予約システムで、5時迄ダメでそれまで待つ事になったのでした。そこで、心配したのは、体温計をどのようにして計るかという事でした。

　日本の様にワキの下で測るか、映画で見るように舌下で口に入れるか、それとも確かオランダのように尻から、直腸に入れて計るか等色々あるけどどれか分からなかったのです。直腸に入れるものを、口にしたらどうしようかと思ったのでした。今となったら忘れてしまったけれど、そんな事もあって病院に行きたく無かったのでした。

（オランダで思い出しましたが、トイレで水を流す物が無い場合どうするかと言う事です。水槽が便器の約２ｍ上にあり、何処にも水を流すひもやボタンらしいものが無いと言うトイレに入った時に皆さんはどうしますか？そんなトイレがオランダにはあります。そんな時、水槽と便器をつなぐパイプ（筒）を両手で引き上げると水が流れるのです。

　それ以外に、驚いたのはイタリアでは、足の置き場が高下駄みたいになっていて、日本式に、向こうの人はどうするか知りませんがにシャガンで用を足した後、四方から水が出て流すものがあった事、結局全部水びたしで足の置き場だけ濡れないと言う訳
でした。場所を取るけど、こんな方が今なら日本に向いていると思います。いろんなタイプがあったけど、今回は関係無いけれどレポートしておきます。）
　
　病院に行くとマタマタ日本と違うのは、アパートの一室が病院になって、初めて来たと言うので番号札を渡され7時にもう一度行く必要があったのでした。この点で待た無くて良いので、もう一度帰ったのでした。取りあえず、ディッテが来て
いたので報告をしました。
　夕食はステファンとアンネッテ等と楽しく談笑しながら良く食べ、スープも飲んで終わったのでした。
　
　夜に映画に誘われたが、今日は久々に身体の調子が良いので行きたかったが、病院に行か無ければならないと断ったのでした。