97 本調子？

10月27日　晴れ

　今日こそヤンに会えると思ったけれど、来週の月曜日迄来ない事が分かったのでした。

　朝から何かしら会議があったが、私は出なくていいので、ここを出る為のリックを買いに町へ出る事にしました。その途中に、小ベントとベッツイ等にあったが、服装はもう全く真冬の格好で、それなら冬に何を着るのか不思議に思えたのでした。
　
　お店は直ぐに見つかったのですが、肝心のリックはいいのが見つかりませんでした。計画変更して、日本から持って来たのを又、今しばらく使う事が必要に迫られたのでした。こちらで、両サイドがついたリックなど持っている人などいないが仕方が無かったのでした。

　オフィスに戻ると、キッチンにいる人みんなで気持ち良く迎えてくれたのでした。

　お昼はダンダン調子も元通りになりかけて、食欲もそれなりにあったのですが、まだまだ本調子とは行かなかったのでした。

　夕食時は、いつもの様に頂きましたが、私のテーブルに誰も来ませんでした。考えてみれば、良く話さない人間が同じテーブルにいても面白く無いのでしょう。今度は、自分から他のテーブルに行くように心がけなくては、いけないと思いました。

　そこで、糊をディッテにもらおうとしたが、全く通じないので、みんなの協力を得てウラが持っている事が分かったので、借りることにした。
　鶴の台つきを沢山作り、みんなにあげる事にしたのでした。綺麗なのをディッテに渡す事にして、みんなを大変喜ばしたのでした。

　紙一枚で、こんなに人を幸せにできるとは、日本人はやっぱり素晴らしいと思ったのでした。

　その後、少し良くなったので、ビリーに先生になってもらってデンマーク語を勉強したのでした。しかし、ビリーはギターに夢中になったいて、余り良い先生とは言えませんでした。

　だんだん人が増えた為に、部屋に帰って寝る事にしたのですが、そうぞうしくてなかなかに寝付かれなかったのでした。