旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

10 話 町屋 から 日暮里

2010-11-13 20:08:22 | 思い出日記
 町屋から日暮里までは、大阪で言うと松屋町筋の裏、京都なら千中周辺か三条商店街裏と言うような細い通りが縦横斜めに入り込んでいました。勿論家の前には下町の定説 鉢植えの草花があり。なんと豪華?マンションの一階のスペースにはこの時期に鉢植えの桜迄咲いていたのには驚きました、それも背丈程の鉢植え桜が3本もありました。3月7日東京は小雪が舞いました。


 京成町屋から町屋2丁目は何かなつかしの路面電車の走る一駅を私の足で3-4分程で軽く歩きました。そこから町屋銀座商隆会(商店街)を歩きましたが、日曜の朝12時前には開いていないお店が多かったです。目立ったのは荒川区と言う表示、そうですここが荒川区。

 新三河島駅を越えると、ここは韓国の人が多そうでハングル文字が溢れ、信号待ちでは韓国語も聞こえてきましたが大阪の鶴橋とは比べようも無く淋しいです。コリアマーケットと言うのが地図に表示していましたが通り過ぎる程度の規模で、行き止まりの路地で一軒しか開いていなかったのでトテモ入れませんでした。実際大したことなさそうでした。そこから少し行って折角なので韓国料理でも食べようと思いましたが入ろうと思ったレストランはハングルのみの表示だったのでさすがにパスしました。ここは福祉センター等あるような地区でした、荒川仲町通り(商店街)も12時頃にもかかわらず殆どの店が開店前で人通りも少なかったですが、スーパーでの地域物価のチェックの結果は比較的安かったです。

 しかし日暮里中央通りの繊維問屋街に入ると急に人通りが多くなりその値段(カットソー等99円等)の安さに人の多さを納得、ただ殆どの開いていたのは女性子供物販売店でした。 

 昼過ぎていたのでお腹がすいていましたが食後に予定していた芋坂の羽二重団子を求めてまっしぐら。泉鏡花や夏目漱石の我輩は猫であるでも紹介されているかなり有名なお店です。店内は混雑していましたが持ち帰りの人が多くて殆ど並ぶことも無く一人テーブルをゲットしました。団子セット、お代わり自由の煎茶、あん、焼きの団子が4個づつ串さしにされているのがついて420円を注文しました。他に100円高で団子の数が半分になる抹茶セットがあるだけでした。あんは甘くなく赤福餅の丸いのを串刺し、焼き団子は柔らかで食べ易いのをイメージして下さい。甘党?の私にも食べやすかったです。

 支払いの時に、前の人が腹がすいたので何処か食べる所を教えて欲しいとの厚かましい問いにレジの方が丁寧に答えておられた上品な態度にこの店が好きになりました。私はその情報を厚かましく採用、昼ごはんを駅の反対側、御殿坂の蕎麦屋に決定しました。東京は蕎麦とてんぷらが一番と言われた知人のDr.Fの忠告で東京では蕎麦を極力食べる事にしていますがモリ蕎麦を今まで中心にべていましたがこれは蕎麦そのものの特製を発見できますがつゆに関しては余り違いが分らなかった為、今回は舞茸と鴨のつゆ蕎麦1,000円を注文。この店の名はそば川むらと言いますが店の前に列ができていました。中に入って分りましたが注文後から調理にかかるので待つ時間が長かったのです。その分その細めんと色の濃いつゆも大変美味しく満足できるものでした。機会見つけて皆さんも是非行って下さい。

 最後に又駅の東側の駄菓子屋街、20m程の路地にひしめき合う昭和の歴史を知るよう場所、この年の6月には区画整理で無くなりました。
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