ちょっと考える、
世界遺産とは?
平成27年5月4日、世界遺産登録を目指している「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」について、世界遺産委員会の諮問機関であるICOMOS(イコモス)によりユネスコへ世界遺産登録を勧告されました。
いよいよ、我が県にも世界遺産ができるのか!?と期待に胸を膨らませております。
ちなみに韓国の申し立て(難癖?)は、うちの県の候補地には関係皆無のはずです。
これで認定延期や中止に追い込まれたりすると、たぶん県民の「怒り心頭」です。はい。
それはさておき萩市には萩の産業遺産群は、産業技術導入の最初期の遺産群で、
○萩反射炉
○恵美須ヶ鼻造船所跡
○大板山たたら製鉄遺跡
○萩城下町
○松下村塾
の5つとなっております。
このうち、萩城下町はGWにも行ってみたので置いとくとして、その他の候補地に行ってみることにします。
ええっ、こんな機会でもないと行かないですよ
5月27日(水)
この日は午前中、萩市で協議(お仕事)があります。
集合は9時半ですが、6時頃に魚市場を見ておきたくて、ちょっと早起きして萩市に向かいます。
予定どおり6時から30分間、小仕事を終え、ここから9時半まで一応、フリーです。
とはいえ、正規の仕事時間である8時半以降に「観光」というのもマズいので、実際の時間は2時間です。
まずは「萩反射炉」
萩市場から車で1分。
小畑地区のセブンイレブン駐車場の上(裏山)に有ります。
こちらは結構、整備が進んでいますので見応えはそれなりにあります。
次は「恵美須ヶ鼻造船所跡」萩漁港の市場の対岸です。
こちらも車で1,2分
石積みの造船所・・・いや、はっきりいって防波堤があります。
何処をどう楽しんでいいか分からず、5分で退散です。
松陰神社の中にある「松下村塾」
ここは大河ドラマの人気(・・・あるのか?)か、すでに数人の観光客がおられます。
ついでに松陰神社にお参りします。
物のついでとばかり、松陰神社裏手にある伊藤博文旧宅、吉田松陰の墓も立ち寄ってみます。
でも・・・
吉田松陰もその裏にあった高杉晋作の墓もここでは無いはず。
(吉田松陰は東京の松陰神社、高杉晋作は下関市の東行庵が本墓)
まぁ、いっか!!
すぐ近くにある吉田松陰生誕地も家の土台らしき跡があるだけで、どうも心に響きません。
心に雲がかかったまま、次に行きましょう・・・
今度は、少し走ります。
東光寺の前から、むつみ方面に県道11号線、10号線を走ること20分。
「大板山たたら製鉄遺跡」
一昨年登った鍋山の側の道を川沿いに上ると、山の口ダムが有り、その上流部にあります。
ダム沿いのくねくねとした細い道を進むと、突然現れる10台ほどの駐車場。
その奥にひっそりと佇む製鉄所跡が、それです。
・・・ちっ、小っちゃい
正直、こんなのを想像してました
(出典は『もののけ姫』です)
という訳で5分ほどで見学終了、元来た道を戻ります。
で、もって8時25分に元の集合場所に無事到着です。
ここでちょっと考えるところが・・・
松下村塾と萩城下町はともかく、その他の施設で観光客を誘致できるのか?
あまりにちゃちすぎるし、魅力に感じないのだが・・・
でも、本来は「世界遺産」は「施設の保全」が目的であり、観光開発を促進する趣旨ではないのだとか・・・
要は選ばれたからには周辺環境・景観を含めきちんと保全する必要があるってこと。
広島県の原爆ドームやポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所などの「負の遺産」も、悲劇を二度と起こさないための戒めとし、後生に残す必要があることから、世界遺産に選定されています。
んじゃ・・・
地元での「これで観光客倍増」みたいな歓迎ムードは?
お隣の国のヒステリックな反応は??
なんとなく
どちらも的外れ
的に感じるのは、私だけでしょうか?
世界遺産とは?
平成27年5月4日、世界遺産登録を目指している「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」について、世界遺産委員会の諮問機関であるICOMOS(イコモス)によりユネスコへ世界遺産登録を勧告されました。
いよいよ、我が県にも世界遺産ができるのか!?と期待に胸を膨らませております。
ちなみに韓国の申し立て(難癖?)は、うちの県の候補地には関係皆無のはずです。
これで認定延期や中止に追い込まれたりすると、たぶん県民の「怒り心頭」です。はい。
それはさておき萩市には萩の産業遺産群は、産業技術導入の最初期の遺産群で、
○萩反射炉
○恵美須ヶ鼻造船所跡
○大板山たたら製鉄遺跡
○萩城下町
○松下村塾
の5つとなっております。
このうち、萩城下町はGWにも行ってみたので置いとくとして、その他の候補地に行ってみることにします。
ええっ、こんな機会でもないと行かないですよ
5月27日(水)
この日は午前中、萩市で協議(お仕事)があります。
集合は9時半ですが、6時頃に魚市場を見ておきたくて、ちょっと早起きして萩市に向かいます。
予定どおり6時から30分間、小仕事を終え、ここから9時半まで一応、フリーです。
とはいえ、正規の仕事時間である8時半以降に「観光」というのもマズいので、実際の時間は2時間です。
まずは「萩反射炉」
萩市場から車で1分。
小畑地区のセブンイレブン駐車場の上(裏山)に有ります。
こちらは結構、整備が進んでいますので見応えはそれなりにあります。
次は「恵美須ヶ鼻造船所跡」萩漁港の市場の対岸です。
こちらも車で1,2分
石積みの造船所・・・いや、はっきりいって防波堤があります。
何処をどう楽しんでいいか分からず、5分で退散です。
松陰神社の中にある「松下村塾」
ここは大河ドラマの人気(・・・あるのか?)か、すでに数人の観光客がおられます。
ついでに松陰神社にお参りします。
物のついでとばかり、松陰神社裏手にある伊藤博文旧宅、吉田松陰の墓も立ち寄ってみます。
でも・・・
吉田松陰もその裏にあった高杉晋作の墓もここでは無いはず。
(吉田松陰は東京の松陰神社、高杉晋作は下関市の東行庵が本墓)
まぁ、いっか!!
すぐ近くにある吉田松陰生誕地も家の土台らしき跡があるだけで、どうも心に響きません。
心に雲がかかったまま、次に行きましょう・・・
今度は、少し走ります。
東光寺の前から、むつみ方面に県道11号線、10号線を走ること20分。
「大板山たたら製鉄遺跡」
一昨年登った鍋山の側の道を川沿いに上ると、山の口ダムが有り、その上流部にあります。
ダム沿いのくねくねとした細い道を進むと、突然現れる10台ほどの駐車場。
その奥にひっそりと佇む製鉄所跡が、それです。
・・・ちっ、小っちゃい
正直、こんなのを想像してました
(出典は『もののけ姫』です)
という訳で5分ほどで見学終了、元来た道を戻ります。
で、もって8時25分に元の集合場所に無事到着です。
ここでちょっと考えるところが・・・
松下村塾と萩城下町はともかく、その他の施設で観光客を誘致できるのか?
あまりにちゃちすぎるし、魅力に感じないのだが・・・
でも、本来は「世界遺産」は「施設の保全」が目的であり、観光開発を促進する趣旨ではないのだとか・・・
要は選ばれたからには周辺環境・景観を含めきちんと保全する必要があるってこと。
広島県の原爆ドームやポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所などの「負の遺産」も、悲劇を二度と起こさないための戒めとし、後生に残す必要があることから、世界遺産に選定されています。
んじゃ・・・
地元での「これで観光客倍増」みたいな歓迎ムードは?
お隣の国のヒステリックな反応は??
なんとなく
どちらも的外れ
的に感じるのは、私だけでしょうか?