たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺VS動物園 異種格闘技?神戸市立森林植物園戦

2018年06月26日 21時37分19秒 | クマと動物たち
そこは想定外の賑わいです


6月21日(木)夜
嫁から「神戸市立森林植物園って遠いのか?」との質問が・・・



・・・植物園??



どおやら其処には日本最高齢ニホンカモシカがいるとのこと。
そのニホンカモシカが今日、誕生日で、この土日にカモシカの観察会があるとのこと。


えっと、
「行くんだ・・・きっと」



ささっと調べたところ、森林植物園は六甲山の上の方にあり、行くには新幹線、地下鉄、バスを乗り継いで行くことになるようです。
想像するに、1人では到底行き着けることは不可能との判断で、旅費を嫁持ちで同行することとします。



ただし!!


到底、カモシカだけで1日持ちそうないので、市内の王子動物園か神戸動物王国を絡めて計画を練ります。
嫁、張り切って毎度おなじみの花屋にアレンジメントの注文してます(笑)


6月24日(日)
早朝から出撃準備です。
花は前日受け取りましたが、だんだん要領が分かってきたらしく、花屋さん、ノリノリコスパ最高の一品を作り上げてきました。



6時30分に自宅を出発し車で新山口駅まで行き、新幹線で新神戸まで。
地下鉄で三宮まで出て、バスで森林植物園を目指します。
新幹線と地下鉄は何事もなくスムーズに進みます。

バス乗り場に着くと、植物園行きのバス乗場に、40人程の行列が・・・


きょうび、植物園がそんなに人気あろうとは・・・


聞けば紫陽花の見頃なんですって
バスは市街地から急勾配の九十九折りをゆっくり登っていきます。
途中、ロードバイクで急坂を登る「チャリクライマー」が多く見受けられます。
意外にもお爺ちゃんが細身のクロモリロードでガンガン登っていく姿を見て、まだまだ日本は元気だな~~と感心してしまいます。

そんなこんなで、10時過ぎ植物園前に到着です。


園内に入ると、まぁ、なんつうか・・・


想定の10倍以上の人人人・・・


紫陽花の咲頃と合わせ、イベントも多々企画されている事から、大盛況です。
とりあえず事務所にお花を届けにいくと、何というか、これまた想定の10倍ぐらいの歓迎を受けます。


いえいえ、ほんの気持ちですから


なんか、逆に超恐縮してしまいます。


紫陽花目当ての観光客、カメラマンをかき分け、最奥の「カモシカ広場」へ向かいます。


にしても何だ・・・
紫陽花撮るのに立派な三脚を準備するカメラマンの皆さん
片や、通りすがりでカメラバッグを開けるのもめんどくさいので、iphoneで果敢に挑む俺




カモシカ展示場は最奥の池のさらに進んだ低地にあります。




こちらには3頭のニホンカモシカがおり、

上から「まやさん」



「さつきさん」



「カモンくん」



です。今回誕生日を迎えたのは「まやさん」
通常、ニホンカモシカの寿命は動物園でも15年程です。
それを考えれば27歳を迎えた「まやさん」はなかなかのご高齢です。
ちなみに生存しているニホンカモシカの中では最高齢なんですが、まやさんの母親は29歳11ヶ月生きて、世界記録保持者だったそうです。

さて、こちらの展示場
ものすごく、いいです。

1 まず、広い
広いと言っても見渡せるぐらいですので、カモシカの自由度が上がります。


2 そして緑豊か
特にカモン君の展示場はクマザサが生い茂り、その中を歩く姿を見たときは、美しさを感じる程です。


3 動物との距離感
「さつきさん」は幼い頃、親とはぐれたところを保護され、その後、人工保育だったため人に慣れています。
しかも飼育員さん大好き!!


飼育員に甘える仲むつましい姿を見られる一方、野生の鋭さも兼ね備えているのがカモシカです。

4 日陰と木漏れ日のバランス
木漏れ日に当たると、カモシカの毛が輝くように見えます。
神々しい姿にしばし感動します。



そんな姿を見ていると、先程の事務所からお花を持って事務員さんが来られます。
続いてカモシカの飼育員さん。
お花は関係者の皆さんに大変喜ばれ、ネットに流してもいいですか?と聞かれますので、快諾しておきます。



花屋さん、
超ウケてるよ~~!!




11時半からカモシカの観察会が行われます。
結構な人が集まってこられ、日頃、なじみのないニホンカモシカについてお話を聞きます。
なんでも最高齢の「まやさん」、3頭の仲でも一番食べる量が多いのだそうです。


元気の源は食べること


是非、母親の持つ世界記録を更新してもらいたいものです。
コメント
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