痴呆老人&地方病院
あるある
今年の4月から、母が体調を崩し地元の病院に入院していたのですが、6月になり様子を聞いたところ、すっかりボケたというか痴呆が入っております。
どおしたものかと悩んだ末、病院、ソーシャルワーカー、社会福祉協議会 等々と相談した結果、老人福祉施設に入所させることとします。
まぁ、施設といいましても、いろんな種類がある訳ですが、母が入所したのは「グループホーム」という部類です。
何がどう違うか・・・
詳しい説明がなかなか難しいところです。
今日は事前検査と入所と、それ以降の病院で起こった、ある意味「あるある」話です。
Vol.1菊川に行く
施設入所の話は、母が入院中から、繰り返し、繰り返し話しており、母も納得してもらい、いざ、病院を退院し施設に向かう車での中で・・・
「菊川は標高が高く寒いから、服を沢山持っていく」と言いだしたのですが・・・
これから行くのは、自宅から30分の超平地の「平川」です。
Vol.2 家の財産について
母曰く「昔の家の権利書が自宅にあるので、昔の家や山、土地の管理について妹とよく話し合って決めるように」とのことですが・・・
昔の家は40年前にとっくに売却済みですし、山や自宅以外の土地など、これっぽっちも持っていません。
ついでに言うと、妹もいません。
Vol.3 入所時の検査
施設入所時に施設の系列病院で検査を行ったのですが・・・
若くて明るいポップな先生は、超簡単に肺、すい臓に影を見つけてしまいます。
特に肺の影なんか素人目にも腺癌の疑い濃厚です。
ええっ、「私、失敗しないので・・・」
とか言う女医のドラマで、変に知識はあります。
これまでの2か月の入院は
何だったのか・・・?
再検査を行う病院の候補から、速攻、外してやりましたわっ。
Vol.4 同じく入院時の検査にて
検査と同時に新型コロナのワクチン注射をしたのですが、注射後の待合中に「息苦しい」と訴える母
ざわめく院内、
慌てる看護師・・・
ふと見ると、いつもしている酸素吸入のボンベが見当たりません。
「母さん、ボンベは?」
置き忘れていたボンベは、無事、トイレ前の洗面所から回収され、息苦しさも解消されました。
Vol.5 7月の定期検査にて
その後の定期検査の病院に向かう中
母曰く「私も迷惑かけられんけん、施設に入ろうと思うんよ・・・」
・・・
ええっ、とっくに施設に入っていますけど。
元々、天然で想像力たくましい(=虚言癖・妄想癖が激かった)のですが、さらに会話が困難になった感じで大変です。
グループホームから病院までの車内30分の会話で、どこまでが「本当の事」なのかわからず、正直、困惑しています。
※前回の通院時は「トイレに行きたい」以外、全部嘘でした・・・
いや~~~、
本当に介護施設の人って大変だな
と痛感してしまいます。
しばらく母の施設暮らしは、続きそうです。