内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

ほんとうの夏休み初日の今日一日を淡々と記す ― 夏休み日記(20)

2017-08-05 23:59:50 | 雑感

 今日は実質的な夏休みの初日でした。今朝は五時に目が覚め、午後の退去の準備を始めました。大した荷物があるわけではありませんでしたが、なんとなくぐずぐず作業をしたので、七時頃までかかってしまいました。
 荷造りも一段段落して、朝食を簡単に済ませた後、小石川植物園まで散策に出かけました。開門の九時少し前に着き、まだ門が閉まっていたので、カメラを取り出してスイッチを入れると、「カードが入っていません」との表示。パソコンに画像を取り込むために差し込んだままで、忘れてきたのです(トホホ...)。すでに照りつけ始めていた陽射しの下、汗を流しながらマンションまでSDカードを取りに引き返しました。この時点ですでに背中は汗でびっしょりでした。
 また植物園の専門前に戻ってきたときには九時十五分を過ぎていました。それでも園内にはまだほとんど人影を見かけず、蝉しぐれが降り注ぐ中、思いのままに散策することができました。ただ、ほの暗いほどに樹々が生い茂っている場所などに佇むと蚊の総攻撃を受けるので、じっとしていることができず、一時間ほどで植物園を後にしました。
 マンションに戻り、片付けと掃除を仕上げ、一風呂浴びてからしばらく休憩した後、午後二時にマンションを退去し、タクシーで元実家に移動しました。
 元実家で少し休息してから、夕食の約束をした渋谷に出ました。センター街の奥にあるちょっと隠れ家のような居酒屋で、日本での安定したポストを捨ててベルギーのポスドクのポストにつくために九月には向こうに渡る若き友人と酒肴をつまみながら四時間半ほど歓談。十一月のパリの学会での再会を約して駅前で別れました。
 今さきほどバスで帰宅したところです。