内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

夏の一日、何ということもなく緩やかに流れる穏やかな日常の時間を共有することの掛け替えのない大切さ ― 夏休み日記(28)

2017-08-13 16:04:49 | 雑感

 この夏の一時帰国も今日を含めて五日を残すばかりとなりました。
 今回は滞在日数も短く、人と会う約束も多っかたので、例年通っていた世田谷区立中学校夏期プール開放を利用する時間はないだろうと諦めていましたが、今日から帰国前日までの四日間のうち三日は通えそうだと一昨日わかり、昨日の夜の会食の前に新宿にあるスイミング用品専門店までゴーグルその他必要なものを買い揃えに行き、今日に備えました。
 今朝は、午前十時の受付開始前に着いたのは私だけでしたが、今朝は曇りがちで気温もそれほど高くなかったこともあり、その後続けて何人か入って来ました。それでも一人一コースをほぼ独占できる程度だったので、各自自分のペースで泳ぐことができ、私は軽く一時間余り泳いで心地よい疲れを感じ始めたところで上がりました。
 遅めの昼を妹夫婦と取りながら、その前後の時間も含めてあれこれとおしゃべりをしましたが、こんなにのんびりと時間を気にせずに三人でおしゃべりを愉しむことができたのは、もしかしたら、これが初めてのことかもしれません。
 明日以降は三人のうちのいずれか二人に外出予定が入っており、三人が揃うのは帰国前日だけでになりそうなだけに、特別なことをするわけではないこんな何でもない時間の共有がことのほか掛け替えのない大切なことに思えます。
 今晩は、北海道旅行直前に私が処分した本が予想外にいい値段で引き取ってもらえることがわかったので、その「お祝い」に三人で祐天寺駅近くのお寿司屋さんに行ってきます。