内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

是枝裕和監督書き下ろしの小説化『万引き家族』を読む

2019-07-28 23:57:09 | 雑感

 集中講義は、日・月の二日間を置いて、火曜日が第二日目になる。月曜日にできないのは、私の都合ではなく、希望日時を提出する時点でその日は選択できないようになっていた。その日が前期の通常授業の最終日だからということらしい。結果として、二日続けて休めることになったのはありがたい。時差ボケがまだ残っていて、なんとなく体がまだだるいから。今日は一日、どこにも外出せず、ゆっくりと休息でき、ほぼ体調は万全となった。明日一日、落ち着いて講義の準備ができる。
 今日は、テレビを見たり、ときどき横になったりしながら、今日届いた是枝裕和監督書き下ろしの『万引き家族』(宝島文庫)を一気に読み終えた。映画はすでに映画館で一回、ブルーレイで数回観ているが、この書下ろしを読むことで、映画を観ているときには気づかなかった細部に気づかされ、また観たくなった。映画を観てから、いわゆる小説化(ノベライズ)を読むのも、さらに映画の理解が深まって面白い。