名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

ツキノワグマ

2007年09月15日 | セカンドルーム
熊の目撃情報を耳にするようになった。
秋も深まると、冬籠りに備えて熊の食欲も盛んになり、山の餌が不足すると人里近くに現れるようになる。
去年、飛騨地方では民家の近くに、多数出没して100頭以上も捕獲されている。
熊が人に危害を加えるのは、ごく稀なことなのに、人はなぜこんなに過剰反応するのだろう。
熊は人見れば避けて逃げるけど、無差別に襲う都会の酔っ払い運転や凶悪犯罪は山の熊よりずっとたちが悪いのに。

軽トラックの荷台に乗せられていたのは、子供の熊だった。
月の輪を胸にくっきりと付け、つぶらな瞳があどけなかったけど、痩せた体が哀れだった。
山に栗やどんぐりが豊富にあれば、小熊も危険な人里に近付くことは無かったのに・・・と、いつも悔やまれる。
コメント (6)
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