裏山で椎茸の原木栽培をしていて、今シーズン最後の天地返しをやった。
これは椎茸の菌が満遍なくまわる様に、定期的に立てかけてある原木を上下逆転させる作業である。
春に植菌した原木の木口には、白く菌糸が付いて、うまく活着している印が出ていた。
今年は雨が多過ぎたせいか、古くて椎茸菌が弱った原木は、雑菌が付いて他のきのこがたくさん出てしまった。
自然栽培は天候に左右され易いので、こうした被害はしょうがないと思いながら、一本ずつ掻き落としたが、椎茸は出てくれるだろうか。
ちょうど下草を刈って、天地返しが終わったところで、いきなり稲妻が光り突然夕立がやってきた。
裏山を駆け下りて家に飛び込んだが、全身濡れねずみになってしまった。
ゲリラ豪雨とはよく言ったもので、バケツをひっくり返したような豪雨に登山中に襲われたら、雨着に着替えるまでにずぶ濡れになるし、増水で沢も渡れなくなってしまう。
今年は、予期せぬ豪雨が本当に多い。