昨夜は夕食後に部屋に戻り、硬軟の話題が途切れず遅くまで盛り上がった。
それでも日付変更線が変わるまでにはお開きとなり、酒量も減って酔い潰れるまで飲み明かすような人もいなくなった。
朝も早朝からウォーキングに出かける人や、朝湯に入ってくつろぐ人など様々だが、寝過ごすような人は見かけなかった。
昨日は渓流沿いの散策コースを2時間ほど歩き、今日は山中温泉街の「ゆげ街道」を散策し、医王寺や白山神社など寺社仏閣なども訪ねてきた。
古い温泉街の町並みは整備され、歓楽街も影を潜めて健全な観光地としてのイメージが定着しつつある。
それでも泉街の観光客は少なく、廃墟と化した巨大なホテルや旅館の跡を見るのは寂しいことだ。
団体旅行や慰安旅行、招待旅行などが少なくなり、家族や小グループの旅行が増えていく流れの中で、対応が遅れた観光地や宿泊施設は寂れていくようだ。
年のせいもあるが、我われグループも山中温泉名物の猪と戯れたり(詳しい説明は省きます)、夜の歓楽街をさまようことも無く、新緑や渓流、寺社仏閣の方へ足が向いていた。
健全で健康的な温泉旅行で英気を養い、明るいうちに名古屋へ着くことが出来た。