名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

早めのお盆参り

2012年08月09日 | セカンドルーム

昨日の夕方、高山を出て名古屋へ戻ってきた。
クーラーの効いた車から降りると、湿った熱い空気が肌にまとわりついてくる。
日が落ちてもビルや車の排気熱は冷めることなく、夜中でもエアコンなしでは過ごせない。
これでもいくらか涼しくなったと家人は言っているが、エアコンや扇風機なしで過ごせる高山から来ると灼熱地獄のようだ。
都市部のヒートアイランド現象は、年々酷くなっていくようで、遠からず昼間の都心部は40℃以上が当たり前になりそうだ。

今日は早起きをして、名古屋の東部に広がる平和公園の墓地と瑞穂区にある菩提寺へお参りに行ってきた。
いずれも木立の多いところで、シャーシャージージーとアブラゼミとクマゼミの大合唱が暑さをかき立てる。


お盆前のお墓参りであったが、平和公園は早くも車が渋滞し、参拝客もかなり多かった。
昔からお盆に家族が集まって墓参りするのが通例であったが、最近は早めに済ませて、お盆休みは旅行などをして楽しむ人が増えているようだ。
我が家も今年は家族が高山に集まるので、お盆の行事を繰り上げて行ったが、これではご先祖が戸惑うかもしれない。
宗派によっては、祖霊は常に側に居るので、お盆の期間を限定することはないと言う。

 


時代の流れに沿う心強い言葉に甘えて、盆飾りは菜園の作物をたくさん供えて、少し早めのお盆の行事を行った。

コメント (2)
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