
今日も時々小雨が降る、すっきりしない1日だった。
外出する予定はないので、昨日の続きで、
台所の整理と掃除をした。
戸棚の中に眠っている、食器や調理器具、カウンターや
調理台周りの道具類も、使うものと捨てるもの、
迷う物に仕分けをして片付けた。
日常生活で使わないものが、これほど沢山
あるとは思わなかった。
カウンターや調理台の周りは、食器や道具類で
いっぱいだったが、全て空いたスペースに収納した。

使い勝手の良し悪しは、これからの事だが、
気分と見てくれだけはすっきりした。
飛騨の山里に住んでいた頃、近所の老夫婦の家では、
すべての物が手の届くところや、目に見える範囲に置いてあることを思い出した。
コタツの上は、茶碗からポット、おかずの入った鍋、沢庵の皿、
お茶菓子、薬などが、所狭しと置いてあった。
着替えや帽子、手ぬぐい、掃除道具なども、
壁から吊るされている。
どこに何があるかも直ぐに分かるし、手を伸ばせば
届くので、少々乱雑で不潔な感じもしたが、
合理的な暮らしだと思ったりした。
まだその境地になれないが、もう少し年を取れば、
そんな暮らしが合っているかも知れない。