
連休明けを待っていたかのように、
昨夜から雨が降りだした。

空気が乾燥して、咳が止まらなかったので、
恵みの雨になってくれそうだ。
雨の日は読書に限ると、本屋で目についた本を、
アットランダムに選んできた。

夜の盛場で蠢く悪を追う刑事小説、「新宿鮫シリーズ」の10巻目
「絆回廊」は、意外な幕切れで、次巻へつながる暗示的な結末であった。
時代背景は違うが、鬼の平蔵や、闇の仕置人と同じ
痛快感があり、一気に最後まで読んでしまう。
「終活なんかおやめなさい」は、反終活的な目次に
つられて買うことにした。
終活ばやりの今、・遺言は無用 ・葬式は思案無用
・戒名や墓無用 などなどの文字が、新鮮に映った。
ひょっとして、死に方より、生き方を教えてくれるかもしれない。
「哀しき半島国家 韓国の結末」の刺激的なタイトルに、
いま流行りの嫌韓・反中本かと思ったが、佐藤優の
「世の嫌韓論とは次元が違う」と言う、帯の言葉に惹かれた。
脈絡のない三冊で、頭が混乱しそう。