
今日は良いタイミングで雨が降り、
絶好の休養日となった。
1日ずれていたら、紅葉の奈良井宿が、
台無しになるところだ。
外出の予定もないので、買ったまま積んであった本を、
引っ張り出したり、iPadのガイドブックを読み返しているうちに、睡魔が襲ってきた。
目が覚めたら、すでに辺りが薄暗くなっている。

近所に住む娘一家が、お囃子の稽古の帰りに
立ち寄り、一緒に夕食をした。
賑々しい7人の食卓は、たまには良いものだが、
毎日続いたら、さぞ大変なことだろうと思ってしまう。
むかしは、祖父母の同居は当たり前であったが、
核家族化が進んで、こんな夕食風景は稀になった。
時々一緒の孫たちに、おじいさんおばあさんは、
細かいことに口を挟むこともなく、ニコニコ笑って接している。
食の好みも、生活スタイルの違いも、たまに会う分には、
気にしないで合わせられる。
昔の大家族は、我慢して助け合うのが普通であったが、
今は小さな核を、お互いが大事に守っている。