円空仏彫刻「木っ端の会」のメンバーと、
安土城考古博物館で開催中の、企画展
「造形衝動の一万年」を鑑賞してきた。
荒子観音寺からも、12体の円空仏が
出展され、住職も同道された。
企画の紹介に、「土偶・埴輪から、鉈彫・円空・木喰など、
異端の宗教造形物の系譜をたどり、さらにアール・ブリュット
作品まで視野を広げ、人間の「造形への衝動」を浮かび上がらせていきます。」と述べられている。
縄文の宇宙から、円空の衝撃という捉え方が、
余りにも流れが大きすぎて、よく理解できなかった。
やはり円空仏だけを、じっくり鑑賞する方が分かりやすい。
お昼は「休暇村・近江八幡」で、眼前の琵琶湖の眺望や、
湖畔の紅葉を楽しみながら、会食をした。
琵琶湖を後に、円空さんの生まれ故郷羽島市の
「歴史民俗資料館」で、「市民の円空作品展」を見た。
円空愛好家の人たちが彫った、円空仏の展示会で、
数多くの仏像や神像が並んでいた。
日頃慣れ親しんだ円空仏の模刻は、
いずれもレベルが高く、今後の参考になった。
↑ 昭和の映写機
↑ 映画のポスター
民俗資料室や、映画資料室が併設されており、
懐かしい光景を見ることができた。