名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

阿弥陀如来坐像を楠で彫る

2017年05月25日 | 趣味


朝から雨が降ったり止んだりして、
すっきりしない1日だった。



気温も低めで涼しいが、せっかく夏日に
慣れた体が元へ戻りそう。

田植えや夏野菜の植え付けが終わった農家は、
久しぶりの雨を待ち望んでいたことだろう。



木曜日は円空彫刻の稽古日で、
会場の荒子観音寺で過ごした。

雨に濡れた庭木がしっとりとして
清々しい。

ツツジが終わり、間も無くアジサイの
見頃を迎える。

稽古の合間に、庭が鑑賞できるのは、
恵まれた環境でありがたい。



友人から貰った楠のブロックで、
阿弥陀如来坐像を彫り始めた。

シンプルな姿なので、像のバランスが
決め手と先輩から言われた。

まず材を鑿と鉈で四角柱に整え、前部を丸くなるように削り、
必要な個所に鋸で切り込みを入れる。

今日はここまでで終えたが、削るごとに
独特な香りが漂ってくる。

防虫剤の樟脳は楠から抽出されるので、しばらくは
虫も寄り付かないことだろう。
コメント (2)
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