例年、尾張四観音の一つ荒子観音で行われる節分豆まきには、
事前準備や当日の手伝いに行っていたが、今回は参拝者として訪れた。
豆まき式はいつも通りに行われ、露店も出ている。
豆まきをする人たちは、裃姿で本堂でご祈祷を受け、
福豆の入った桝を受け取る。
ご祈祷を受けた人たちは、枡に入った福豆を参拝者にまき、
邪気を払い福を呼ぶ。
コロナ禍で例年通りの賑わいはなかったが、古くから行われる
伝統行事が無事開かれたのは何よりだ。
節分の翌日は立春で、暦の上では春となる。
その先駆けで荒子公園の蝋梅が満開で、紅梅や白梅も
ほころんでいた。
荒子観音の円空仏彫刻教室へは、毎週車で通っているが、
今日はあおなみ線のささしまライブ駅から荒子駅を往復した。
荒子駅構内には、荒子観音寺所蔵円空仏「護法神像」の摸刻が置かれ、
駅前には荒子出身の前田利家の銅像がある。