名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

都会の樹木

2022年09月05日 | 雑感

↑広小路通り
昨夜の雨で路面は濡れていたが、朝から晴れ間が広がっていた。
日の出が遅くなり、5時半頃にあたりが明るくなる。



白川公園噴水池にあったカルガモ用のシェルターは、2個とも
撤去されていた。

毎年町内会の役員の人が、ヒナが生まれると小屋を作り、巣立ちを
見届けた後に撤去している。



「長年愛された公園樹が回復の見込みがないと判断し、9月中旬に
撤去作業をする」との掲示がされていた。



公園内には樹齢50年以上のケヤキやクスノキ、イチョウなどが茂っている。



街路樹に比べれば、根元は囲われ踏み固められることは無いが、
自然の森や山に比べれば生育環境は良くないようだ。



高度成長期に道路や公園が整備され、多くの樹木が植えられている。
ここ数年は老朽化や根の腐敗などによる倒木事故も起こっている。



都会の樹木は景観を良くしたり、緑陰を提供したり、車の騒音対策などの効果も
大きいが、育つ環境は劣悪で、常にビルや車の排気ガスを浴び、地下構造物に
阻まれて十分に根が張れない。



本来は数百年生きる樹木が、5~60年で寿命が尽きるのは、命をすり減らして
自然環境を守ってくれた結果だろう。
コメント (4)
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