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御嶽山の突然の噴火で、大きな被害がもたらされた。
まだ噴火が治まっていない中で、
懸命な救助作業が行われている。
少しでも多くの登山者が、救助されることを
心から祈りたい。
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↑ 二の池から剣が峰をのぞむ
子供の頃から、御嶽は馴染みの山で、
幾度となく登っている。
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↑ 御嶽山頂剣ヶ峰
どっしりと構えた山容は美しく、火山独特の
火口湖が点在し、変化に富んだ景観が楽しめる。
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↑ 飛騨山頂の霊神場
御嶽教が盛んな頃は、先達に伴われて
登拝する人たちの白装束で、登山道も
山小屋も埋まっていた。
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↑ 御嶽頂上小屋
最近は一般登山客の方が多くなったが、
六根清浄を唱えながら登拝する信者や、
霊神場や滝で加持祈祷をする姿はよく見かける。
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↑賽の河原
一種独特な雰囲気のある御嶽は、霊山にふさわしい山で、
極楽浄土を思わせる穏やかな風景と、溶岩が折り重なる
地獄谷のような厳しい表情を併せ持っている。
一昨年の7月に、御嶽飛騨口から登り、五の池を経て
ニノ池小屋に泊まった。
翌日は剣が峰に登頂し、お鉢巡りで噴煙の地獄谷の脇を通り、
摩利支天岳を経て温泉へ下った。
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↑ 地獄谷の噴煙
今回噴火した場所は地獄谷と言われているが、
その時の噴煙は穏やかで、爆発するなど、
想像できなかった。
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摩利支天岳に、火山観測機器が設置されていたり、
硫黄の臭いや噴煙を間近に見ても、当時噴火の危険は
微塵も感じなかった。
今回の登山者も、楽しい登山の最中に、突然噴火に
襲われることなど、夢想だにしなかったことだろう。
御嶽は活火山であるが、噴火の危険度は比較的低く、
登山規制もなかった。
テレビ映像を見ると、美しい池も小屋も霊神場も、
すべて火山灰に覆われている姿が悲しい。
地震もそうだが、自然の気まぐれに、
人間はいつも弱く、翻弄されるままだ。
その中でも御嶽山は特別信仰色が強いと言えるのではないでしょうか?
飛騨にお住まいだったnkoさんには 地元同様の親しみをお持ちだったでしょう。
頂上にも霊神碑が建っているんですね。
道路の整備もなく、祖父の霊神碑建立には4合目付近でさえ、えっ!と言う費用が掛かったと聞きました。
中高年登山者の遭難が時に批難されますが、
今度ばかりは仕方のないことですね。
噴火も地震予知もいつかは可能になるのでしょうか?
霊神碑や石像が、麓から山頂まで、
何万基も建っていて、霊山独特の
雰囲気が漂っています。
巨石を人力だけで、よく担ぎ上げたと感嘆します。
噴火で山頂の風景が一変していました。
元に戻るには相当時間がかかりそうですが、
壊すのも再生するのも自然の力です。
人間はそれに寄り添って生きるしかしょうがないですね。
行楽日和の丁度楽しい昼食時間に
まさか噴火なんて、誰も予想できなかった…。
nkoさまには登り慣れた山でしたか?
まさか~と思われたと思います。
自然の脅威を見せつけられました。
予想もしない大惨事になり、被害に遭った登山者が気の毒でなりません。
オフシーズンとか夜間なら、これほどの被害は無かったと思いますが、これが気ままな自然の脅威なのでしょうか。
何度も登った山なので、テレビに映る小屋や火口湖はすべて記憶に残っています。
火山灰に覆われた無残な姿が、信じられません。