名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

孫たちと乗鞍岳登山

2012年08月16日 | セカンドルーム

  左奥が剣が峰

小学生の孫娘二人を連れて、乗鞍岳剣が峰(3.026m)に登ってきた。
朴の木平バスターミナルから乗鞍スカイライン終点の畳平までは、シャトルバスで45分ほどで着く。

畳平を後に鶴が池を半周し、お花畑の遊歩道を横切って剣が峰へ向かった。


お花畑を過ぎて肩の小屋へ行く途中に、「熊出没」の看板が出ており、数年前の畳平熊騒動を思い出す。


肩の小屋を過ぎ、深いガスのガレ場の急坂で小学2年生は、これ以上ムリと言い始めたので、同行のおばあちゃんと下山することにした。


なだらかな蚕玉岳(2,979m)を越えて下りに入ったところで、ガスの切れ間から山頂の乗鞍本宮の社が現れた。


最後の岩場を登りきった狭い山頂は、人で溢れ次々に登山者が登ってくる。
視界は霧で遮られて見えないし、気温も9度で風も冷たく長居は出来なかった。


下山路は同じルートをたどったが、霧も晴れて周りの景色が見えるようになり、不消が池が姿を見せてくれた。


肩の小屋の向こうには、摩利支天岳山頂の乗鞍観測所が良く見えた。


朝9時にスタートし、ほぼ予定通りの午後1時に畳平に到着した。
ここで途中下山組と合流し、麓の宿儺の湯につかって乗鞍岳登山を締めくくった。
自然の厳しさと美しさを体験した孫たちが、これからも自然を愛する心を持ち続けてくれればと願う登山でもあった。

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孫たちはナスやキュウリ、昆虫をおみやげに帰っていった

2012年08月15日 | セカンドルーム

 

朝まで降っていた雨が止んだので、孫たちとおみやげ用の野菜の収穫をした。
残り少なくなったが、トマトやキュウリ、ナス、枝豆、ウリなど二家族なら十分過ぎるほどあった。


食べごろのウリは、又しても狸に食べられていた。
防御ネットやトタンの柵をしてあるし、ラジオも終夜鳴らしていたので安心していたが、雨の闇夜に乗じて侵入して来たようだ。

跳ねた泥で汚れた野菜を水路で洗ったり、水遊びをしたりして雨の合間を楽しんだ。
捕まえた昆虫は草むらに逃がし、イモリも田んぼに帰してやった。


昆虫園児たちはカブトムシとクワガタムシを、パパやママは野菜をおみやげに、それぞれの家に帰っていった。
2泊3日のお盆休みは、外で行動している間は雨に降られることもなく、まずまずのお天気だった。
きっとメンバーの中に、ハレ男がいたのだろう。
小学生の女の子二人は、もう2泊することになり、10人から4人になったこともあるが、男の子3人がいなくなると静かさがぜんぜん違う。
ほっとする反面、つい先ほどまでの賑わいも、悪くはないと思ったりしている。

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お盆休みの2日目は山里でアウトドアを楽しんだ

2012年08月14日 | セカンドルーム

 

昨夜から降り続いていた激しい雨は、幸いなことに今朝になって上がっていた。
さっそく昆虫園児たちと、虫かごとタモを持って昆虫採集に出かけた。
バッタやカマキリ、トンボなどをゲットし、おじいちゃんが捕らえておいたカブトにクワガタを加えて、まずまずの成果となった。

午後は高山市丹生川町の荒城川自然公園「岩舟公園」で、水遊びをしてきた。
キャンプ場や、渓流釣り、観光やな、マスのつかみ取り、岩舟の滝などがあって、子供連れでも安心して遊べる。


子供たちはマスのつかみ取りに挑戦し、放流されたマスをずぶ濡れになって追いかけていた。

8匹放流してもらったが、逃げ足が速いので、パパが手伝っても7匹しか取れなかった。

 

さっそくバーベキューハウスで塩焼きにして、がんばってゲットしたマスを全員で味わった。
落ち鮎のシーズンにはまだ早いようで、営業前のヤナ場は絶好の水遊びの場になっていた。


昨夜の大雨の増水もなく、水の濁りも少なかったので、気持ち良さそうに水しぶきを浴びていた。
天気が心配だったが、遊んでいる間は雨に降られることはなかった。
時々薄日も差す行楽日和となり、2日目も楽しく終えることが出来た。

 

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お盆の我が家は民宿状態

2012年08月13日 | セカンドルーム

  

今日の飛騨地方は、日が差したかと思うとにわかに雨に見舞われ、一日中不安定な天気に翻弄された。
近くの野山ではすすきの穂が次々に開き、ガマの穂も弾けそうに膨らみ、萩も咲いて秋の足音を身近に感じるようになった。


田んぼにも取り残したタベ(稗科の雑草)が、あちこちで穂を出している。


茎や葉は稲とそっくりで慣れないと見分けが付かないので、穂が出て取り残しに気が付く。
繁殖力が強いので、種を落とす前に取らないと大変なことになる。

今日は昆虫園児たちが新たに加わって、我が家も民宿状態になった。
野良仕事や虫取りなどの準備をしていたが、時おり強い雨も降るので予定を変更して平湯温泉に行くことにした。


先日、下見?をした「穂高荘倶楽部・やまがの湯」は、お昼前で他に入浴客もいなかったので、子供たちは大はしゃぎして露天風呂を楽しんだ。
ここで湯上りの食事をゆっくり食べて、乗鞍スカイラインのゲートのある平湯峠までドライブをしたが、霧の中で辺りの景色は見えなかった。
天気が悪くても子供たちは転換が早く、それなりに楽しんでくれて1日目は無事に終わった。

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名古屋から高山へ

2012年08月12日 | セカンドルーム

 

今朝名古屋を出て高山へ向かった。
東海北陸道の岐阜白鳥以北は、渋滞6キロと出ていたので郡上八幡ICで下りてせせらぎ街道を通ることにした。

 


清流で一休みをして清見庵でそばを食べ、お昼過ぎに家に着いた。
早速田畑の見回りをしたが、防御柵の効果で動物の侵入はなかった。

 


田んぼの稲は3割ほどが穂を出して、白い花が咲いていた。
受粉も始まり、これから秋に向かって籾が育っていく。


孫たちと畑でトマトやキュウリ、ナス、ピーマン、トウモロコシを収穫して夕食のおかずにした。

気になっていた捨て猫2匹は、予想通り元気そうな姿で擦り寄ってきた。
なかば家出をしてくれないかと思っていたが、どうやら居付いてしまったようだ。
置き餌を家の周り5ヶ所に分散して水と一緒に置いておいたが、1ヶ所だけ半分残してあとは全て空になっていた。
もう少し大きくなるまでは、面倒を見なければならないようだ。


暗くなって花火をやったが、名古屋の暑さが信じられないような涼しさだった。

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オリンピック男子サッカーを観戦し、孫と遊び、締めくくりは二元展の絵画鑑賞

2012年08月11日 | セカンドルーム

 毎日新聞より転載


今日も未明に起きて、男子サッカーの3位決定戦を見たが、残念ながら韓国に完敗した。
なでしこが、体力や体格に勝るアメリカと互角に渡り合って惜敗した時は、残念だったが心から善戦を讃える気持ちになれた。
男子サッカーは44年ぶりのメダルを逃して残念でならないが、見たくもないゴールを2本も見せられ、悔しさだけがいつまでも尾を引いている。
実力は互角と言われていたが、点を取りに行く執念では格段の差があったように思う。
勝てば兵役免除をはじめ数々のインセンティブが、韓国選手を死に物狂いに奮い立たせたことだろう。
折りしも韓国大統領が、領有権で対立している竹島に上陸を強行した。
体を張った大統領の行動に、韓国の選手もサポーターも、負けじと宿敵日本に襲い掛かってきた。
わが政権はなす術もなく、「極めて遺憾」の常用句だけが虚しく聞こえてくるだけだ。
政治とスポーツは切り離して考えなくてはならないが、オリンピックは参加して楽しむだけではないことが世界の趨勢になっている。
なでしこは銀メダル獲得で、帰国便がビジネスクラスに格上げしたと報じていたが、何だかいじましいご褒美で笑えてしまった。
オリンピックや高校野球で盛り上がっている中で、国民の支持を得られないまま消費増税法が、どさくさ紛れに成立した。
将来の社会保障の安定のために増税は止むを得ないが、その前に議員や公務員の身を切る改革や公共事業の削減の具体策が示されないまま野党と組んで法案を通すようでは、次の衆院選で自民も民主も国民の支持を失うだろう。
純粋にスポーツ観戦を楽しむつもりが、負けた悔しさが手伝って、政治がらみで八つ当たりをしてしまった。

二日間泊りがけで遊びに来ていた孫を連れて、ウルトラマンショーを見てきた。
耐え難い暑さであったが、子供たちは大はしゃぎで食い入るように引き込まれ握手などして楽しんでいた。
疲れを知らない5歳と3歳の男の子はいつも動き回っているので、目を離せないし追いかけるだけで疲れてしまう。


週末の締めくくりは、愛知県美術館で開催中の二元展を見てきた。
毎年この時期に開催される展覧会に、学生時代の友人が出展しているので、機会がある毎に見に行っている。


画題は「Dr・Tの日常」とつけてあったが、激しく燃える赤は何かを訴えているように感じた。
作者の意図は分からないが、我々世代は医療者と思しき人たちに手に委ねられた、まな板の上の鯉であると言っているようだ。
暑くて慌しい名古屋の3日間を過ごして、明日は涼しい高山へUターンする予定。

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OB会仲間とロンドンオリンピック談義で盛り上がった

2012年08月10日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は陽射しはないが、風も無く蒸し暑かった。


ユキは外気よりはいくらか冷たいタイルの上で、横になったり腹ばいになったりして暑さをしのいでいる。
散歩も焼けた舗装路ばかりなので、早朝か夕方過ぎしかできない。

午前中に、もと会社OB会の会合があったので出席してきた。
今年前半の活動状況の確認をして、秋以降のサークル活動や慰安旅行の日程などを調整した。
世話役をしているハイキングサークルに関しては、紅葉と新雪、露天風呂にロープウェイなどのリクエストがあったが、提案が多い方が目的地が絞り込み易いので助かる。
暑い盛りに深まる秋のプランを練っているが、いつの間にやらその日が来てしまう。

 

昼食は栄にある老舗の料亭で、ちょっと上品な「料亭のお昼ごはん」を食べてきた。
粋な黒塀と見こしの松に鯉の泳ぐ中庭など、都心には珍しい静かな佇まいは、大正2年創業の風格が感じられる。
ひとしきり歓談で盛り上がったが、洒落たカフェに場所を移して、オリンピック談義に花が咲いた。
団体競技や女子の善戦が目立つ一方で、男子の個人競技の弱さが目立つとか、中国や韓国、北朝鮮に遅れをとった悔しさなどが共通していた。
オリンピック観戦で寝不足が続いているが、明日未明に行われる男子サッカーの対韓国戦は見逃せない。

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早めのお盆参り

2012年08月09日 | セカンドルーム

昨日の夕方、高山を出て名古屋へ戻ってきた。
クーラーの効いた車から降りると、湿った熱い空気が肌にまとわりついてくる。
日が落ちてもビルや車の排気熱は冷めることなく、夜中でもエアコンなしでは過ごせない。
これでもいくらか涼しくなったと家人は言っているが、エアコンや扇風機なしで過ごせる高山から来ると灼熱地獄のようだ。
都市部のヒートアイランド現象は、年々酷くなっていくようで、遠からず昼間の都心部は40℃以上が当たり前になりそうだ。

今日は早起きをして、名古屋の東部に広がる平和公園の墓地と瑞穂区にある菩提寺へお参りに行ってきた。
いずれも木立の多いところで、シャーシャージージーとアブラゼミとクマゼミの大合唱が暑さをかき立てる。


お盆前のお墓参りであったが、平和公園は早くも車が渋滞し、参拝客もかなり多かった。
昔からお盆に家族が集まって墓参りするのが通例であったが、最近は早めに済ませて、お盆休みは旅行などをして楽しむ人が増えているようだ。
我が家も今年は家族が高山に集まるので、お盆の行事を繰り上げて行ったが、これではご先祖が戸惑うかもしれない。
宗派によっては、祖霊は常に側に居るので、お盆の期間を限定することはないと言う。

 


時代の流れに沿う心強い言葉に甘えて、盆飾りは菜園の作物をたくさん供えて、少し早めのお盆の行事を行った。

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野菜を手土産に高山から名古屋へ

2012年08月08日 | セカンドルーム

  

今朝は久しぶりに玄関の網戸に止まっているクワガタとカブト虫のメスを見つけた。
7月の下旬あたりまでは毎日のように来ていたが、例年立秋を過ぎるとめっきり少なくなる。
虫たちの主役の交代が始まると、夏の終わりを身近に感じる。


今日も好天で、強い陽射しを受けた稲は、日に日に成長していく。


昨日は稲の茎が穂を孕んで膨らんでいたが、今朝は一部の茎が弾けて穂が顔を出していた。
これから穂が出揃い花が咲くので、米作りにとって大事な時期を迎える。


畑の作物も動物の被害はあったが、スイカやウリ以外は毎日十分過ぎるほど収穫をしている。
三食ともナスやキュウリ、トマト、ジャガイモ、ササゲなどが食卓に並ぶ。
手の込んだ料理は出来ないので、いたって簡単なメニューに、いささか飽きも来ている。


昨日の夕食も買い置きの目刺しにナスをフライパンで焼き、キュウリの浅漬けにナスとササゲの味噌汁の一汁三菜であった。
おやつは、もっぱらトウモロコシを食べている。
こんな食生活が秋が深まる頃まで続くが、夏ばてしないか心配でもある。

これから、たくさんの野菜を手土産に名古屋に行くが、自分で蒔いた種の野菜攻めが続きそうだ。

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立秋を迎えて田畑の囲いを強化した

2012年08月07日 | セカンドルーム

 

立秋の今日は、ここ数日の猛暑に比べるといくらか暑さも和らぎ、部屋を通り抜ける風も心なし涼しい。


稲は穂孕(ほばらみ)期に入り、茎の中で穂が成長して膨らんでいる。
稲の長さも90センチほどに成長して、間もなく出穂(しゅっすい)の時期を迎える。
間断灌漑を続けてきたが、今は稲が水を必要とするので水管理が大切な時期である。
この時期の稲は独特の香りを出すので、それに誘われてイノシシが侵入してくるとも言われるので警戒が欠かせない。


田んぼの回りはトタンで囲ってあるが、イノシシが入り易い場所は更に網を張って守りを固めた。

 


畑も深夜放送を大音響で流して侵入を防いでいたが、今朝はトマトとウリが食べられていた。
いずれも1個でずつなので、様子を見に来た1匹が恐る恐る食べて行ったような状況がうかがえる。


仲間に大声だけで人間はいないと伝えたら一たまりもないので、畑の回りに網を張った。


毎年山側が支柱を倒されたり、網を噛み切られたりするのでトタンと支柱を太くして強化した。
野生動物は学習しながら攻めてくるので、それ以上の作戦を立てないと守りきるのが難しい。

今日は、ユキと子猫たちが初顔合わせをした。
日ごろユキは家の東側の軒下の小屋に居り、猫たちは西側の土間にいるので、今まで出合ったことはない。


散歩から帰ってきたところで、土間の出入り口から猫たちが様子を窺っていた。

その内の1匹が、何を思ったのかユキに接近してきた。
視力の弱いユキは嗅覚で相手を察知したようだが、いつものようなファイティングポーズを取らない。

あろうことに、子猫はユキのお腹に潜って、乳房を捜して飲もうとしている。
まだ乳離れして間もない子猫の行動に、ユキも母性本能をくすぐられたのか、満更でもない表情をしていた。
お互いに敵対行動を取らなかったので一安心したが、放し飼いの子猫たちと、これからどんな付き合いをしていくのだろうか。
おっぱいは出ないが、ユキが里親代わりになってくれたら嬉しいのだが・・・

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捨て猫が古家に棲みついた

2012年08月06日 | セカンドルーム

 

数日ほど前から、我が家に捨て猫が棲みついている。
生ごみの袋が破られていたり、床下で猫の鳴き声が聞こえたので、近所の飼い猫が遠征をしてきたのかと思っていたら、土間で痩せ細った子猫を見つけた。
あまりにも哀れな姿だったので、ドッグフードを与えたら夢中でむさぼり食べていた。
そこへもう一匹の子猫が床下から現れ、仲良く食べ始めたので、初めて二匹であることが分かった。
最初に見たときは痩せ衰えて怯えていたが、3日ほど居候をしている間に元気を取り戻したようで、動きも敏捷になってきた。
集落の猫は避妊去勢手術をしているので、町の誰かが捨てていったのだろう。
以前も散歩の道すがらで、離乳期前の子猫3匹が布を敷いた段ボール箱に入れて捨てられていた。
帰り道で見たときには、猫の姿はすでに消えていた。
捨てた人は保健所へ持っていけば殺されることが解っていて、人里離れた草むらへ置いていったのだろう。
ここには猛禽類やキツネなどの肉食獣がいるので、子猫が生き残る可能性は極めて少ない。
今回の捨て猫は離乳後間もない子猫だが、我が家には飼い犬がいるし留守にすることも多いので、今の環境で子猫二匹の世話をすることは出来ない。
近所で里親を探しているが、今のところ飼ってくれる人は出てこない。

我が家で飼うことが出来ないのに餌を与えるのは、捨て猫にとって良いか悪いか判断に迷うところだが、身の振り方が決まるまでは見殺しには出来ない。
捨てた人は、よもやゴミを捨てるように小さな命を捨てたとは思いたくないが、保健所で処分を頼むか、捨てるかの究極の選択を迫られる前に、飼い主としての義務と責任を果たすべきだ。


幸い古家は、猫ほどの大きさなら家に出入りは自由に出来るので、しばらくは床下でも土間でも自由に使わせようと思っている。
今後里親が見つからなくても、ここで自立できるように最小限の餌を与えるだけにしている。
家には鼠も蛇もいるし、外にはモグラやカエル、イモリや昆虫などもいくらでもいるので、本来の狩猟本能で空腹は満たせるだろう。 バッタを捕まえて食べているところを見たので、そのうちに狩りの腕も上がれば飢えることもなくなる。
ここならペットでなく猫らしい生き方が出来ると思っているが、猫の気持ちを聞く訳にもいかないので、正しい対応かどうかは自信がもてない。
その間に、可愛らしい子猫の里親が現れることを切に願っている。

野良猫が古家に棲みついた

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今日は集落の一斉草刈日

2012年08月05日 | セカンドルーム

 

8月第一日曜日は、集落の一斉草刈日になっている。
午前8時に公民館に集合して、役員から持ち場の指示や、怪我や熱中症に対する諸注意の後草刈が始まった。
参加人数は年々少なくなっていくが、神社やお旅所、河川や水路周り、道路沿いなど刈る場所は増えていく。


道路沿いの耕作放棄地は、日ごろ草刈をしないので、水路を雑草が覆い蔦が道路まで伸びている。


空き家の脇も雑草や雑木が茂り、水路が隠れて見えない。

水路の枡にたまった土砂を取り除き、水量の調整が出来るようにした。


休耕田の草刈りは牛の繁殖農家などがやっていたが、牛を飼う人がいなくなり伸び放題で放置されている。
刈り草は堆肥や敷き藁に使われる貴重な農業資材であったが、今は厄介者扱いにされることが多い。
田畑や家を残したまま町へ引っ越した人たちの負担を、集落の人たちがかぶっている。
元気なおじいさんやおばあさんたちが、重い草刈機を操って巧みに刈っているが、数年先の保障は何もない。
これ以上空き家や耕作放棄地が増えれば、残された人たちだけで集落が維持できるか不安を感じる。

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平湯で温泉三昧

2012年08月04日 | セカンドルーム

 

早朝に田畑を見回る頃は、空気もひんやりとして心地良かったが、家に戻る頃は抜けるような青空から太陽が照り付けて、いつものような暑さがやってきた。


畑の収穫をし、ナスやピーマンの徒長した枝の剪定やかぼちゃやゴーヤの芽を摘んだ。


畑周りの草を刈り取ったところで野良仕事を切り上げて、温泉へ行くことにした。
夏休みの土曜日で、混雑を覚悟して出かけたが、国道158号線の渋滞も無く、平湯の温泉街も空いていた。
今日はゆっくり寛ぎたかったので、平湯温泉の「穂高荘倶楽部・山がの湯」へ行ったところ、受付のおねえさんから「お久しぶりですね」と言われた。
お気に入りの温泉だが、言われてみればしばらく来ていなかった。


12時に入ったところ入浴客は他になく、広い露天風呂も内湯も独り占めで温泉を楽しめた。
この時間帯の観光客は上高地や乗鞍スカイラインなどで遊んでいるので、温泉施設は夕方から混み始めることだろう。


露天風呂に入っていると日焼けをしそうだが、東屋の下は太陽が遮られて快適だ。


源泉かけ流しの湯量は豊富で、いつも岩の間から勢いよく噴き出ている。


内湯は高温、低温、超低温があって、好みの温度を選ぶことが出来る。

 


湯上りの一杯はたまらないと思うが冷たい水で我慢して、お食事処で豪華?すき焼き定食を食べてきた。
ロビーのリクライニングで1時間ほど昼寝をした後に、もう一度湯につかって温泉を後にした。

仕上げは温泉街名物の、少し硫黄くさい温泉卵を食べて帰ってきた。
連日イノシシやタヌキに振り回されて気分が滅入っていたが、まる半日の温泉三昧で心もお腹も満たされた。

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野生動物や昆虫たちの夏

2012年08月03日 | セカンドルーム

 

今朝田んぼへ行く途中にある休耕田で、新しいイノシシの「ぬた場」を見つけた。
これはイノシシが体に付いた寄生虫を落としたり、背中の痒みを取るために湿地などで泥浴びをする場所のことを言う。
草むらにある巣と同様に、イノシシの行動範囲では良く見かける光景である。

 以前撮った写真


昨日も近くの「はこ罠」に入っていたので、獣たちが活発に動き回っていることがわかる。
暑さが厳しくなり、ヒグラシに加えてニイニイゼミやアブラゼミも鳴き始めて、短い夏の生を謳歌している。

この時期は、子孫を残した虫たちの命が引き継がれていくシーンをよく目にする。


交尾や産卵を終えたオニヤンマは飛ぶ力を失い、蟻の餌になって果てていく。


飛べなくなったセミにも蟻が群がり、瞬く間に食い尽くされてしまう。
小さな虫たちが懸命に生きて、燃え尽きる姿は哀れを誘うが、命が引き継がれていくことに感動を覚える。

毎日暑い日が続いているが、ユキはひたすら寝ることで省エネ・消夏を図っている。
朝の散歩から戻って食事が終わると、早速日向で寝そべっている。

朝の涼しい間の日向ぼっこは気持ち良さそうだが、陽射しが強くなると小屋脇の風の通り道へ避難する。

その後も、もっぱら昼寝を楽しんで、暑い日を元気に過ごしている。


ユキの水を飲みに来たのか、小指の先ほどの赤ちゃんカエルがボウルの縁に止まっていた。
こんなのどかな風景を見ていると、飼い主もつい眠気に誘われてシエスタタイムを楽しんでいる。

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暑い盛りの田んぼの間断灌漑

2012年08月02日 | セカンドルーム

 

飛騨地方は、例年にない暑い夏が続いている。
昼間の田畑は強い陽射しで、気温は体温を超えているように感じる程の暑さだ。
少し体を動かしただけで、全身から汗が吹き出てびしょ濡れになる。
炎天下の野良仕事は無理なので、早朝から始めて昼前で終えるようにしている。
近所の人たちは夕方涼しくなってから再び始める人もいるが、シャワーを浴びて着替えをしてしまうと野良に出る気はしなくなる。
いつもの年なら夜は気温が下がるので、窓を閉めて寝ているが、今年は窓を開け放っている。

稲の成長に強い陽射しは欠かせないが、度を過ぎると稲も熱中症?で弱るので、水をうまく利用した健康管理が必要になる。


昨日まで水を落としていた田んぼに干割れが入り、有毒ガスを放出して酸素をたくさん吸ったので、今朝はたっぷりと水を当てた。


乾いた泥を好む雑草もいっせいに芽を出し、水を入れればそれを好む草や水生植物が生えてくるので、除草剤を使わない田は次々と新顔が登場する。


稲もここまで育てば草の勢いをしのぐし、日陰を作って草の成長を抑えるので、早苗の頃に比べれば影響は少ないようだ。

 

畑に作った番所の深夜放送作戦が功を奏して、タヌキの夜襲がなかったとブログに書いた矢先に、今朝はトマトを食べられてしまった。
昨夜は鳴っていたラジオが、今朝はどういう訳か止まっていた。
電源は来ているのに、振っても叩いてもウンともスンとも言わない。昔の真空管ラジオならこれで直ったが、今の製品は無理なようだ。

 

タヌキのために新品を買う気もしないので、町まで一走りしてリユースショップで1000円のラジカセを買ってきた。
まさかタヌキが耳障りだと壊したとも思えないが、余分な手間が掛かり腹立たしい。
新兵器はスピーカーも大きく音量もあるので、きっと大音響で撃退してくれるだろう。

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