3月11日 東日本大震災から1年が経ちました。被災者の皆様には改めてお見舞いを申し上げますとともに、1日も早い復興をお祈りいたします。
ねいの里では「春一番の生き物観察会」が行われ、自然塾の会からお手伝いで参加しました。参加者全員で黙とうをささげ、観察会が始まりました。
早春に見られるサンショウウオやヤマアカガエルの卵塊などを観察しながら、雪解けのフィールドで春を感じました。
館長さんから、榎の落ち葉の下で冬眠していた、珍しいゴマダラチョウの幼虫を見せて頂きました。
ノキシノブ 常緑性のシダ植物。和名は家の軒先に生育し、土が無くても堪え忍ぶという意味。
マンサクが咲いていました。
サンショウウオの託児所で、ホクリクサンショウウオの卵のうを観察。(水中の枯れ枝に2双分がついています)
ホクリクサンショウウオ 全長8.6~12.2cm 体は粘膜質で覆われ、綺麗な水と林のある環境がないと生きられない生き物です。
世界で、富山県と石川県に生息。ねいの里では、ホクリクサンショウウオの保護対策に積極的に取り組んでおられ、世界最大の繁殖地となっています。
成体と卵のう
池で、ヤマアカガエルの卵塊を観察しました。
ヤマアカガエルとニホンアカガエルは、早春に卵を産んで、春眠をします。他のカエルより一足速く産卵するのは生きるための戦略です。
卵はゼラチン質にの中に入っています。オタマジャクシが動いているのも見ました。
オオカマキリの卵のう
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