森の散歩道

四季の自然・野鳥・花・生き物など

旅支度のオオハクチョウたち

2012-03-20 | ハクチョウ

3月19日 県内では最大のオオハクチョウの越冬地で知られる田尻池では、渡り前になるとハクチョウたちの数が増えて来るようです。

例年なら北帰行に出てしまっているのですが、しばらく寒さが続いて渡りが遅れているようです。この日は70羽ほどのオオハクチョウがいました。

見ると、カモの仲間も半分ぐらいに減っていました。ハクチョウたちは旅立ちのよい日を待っているようで、この日は水面を蹴って走り回る様子が見られました。

間もなくの旅立ちが嬉しいのでしょうか。はしゃいでいるような感じが伝わって来ました。

 

 

 

 

3羽が助走した後飛んで、川の方へ向って行きました。昨日の朝は呉羽丘陵が、雪で薄ら白くなりました。

 

反対に、池に降りて来るハクチョウたちがいます。

 

足を下ろす姿がなんとも可愛いです。 

 

着水成功!

 

それぞれ、コミニュケーションをとっています。

 

 

すでに北帰行に出たオオハクチョウたちもいて、後は幼鳥を連れたフアミリーが多く残っているようです。中には親とはぐれた子がいると、

何処かの家族の中に入って一緒に渡って行くそうで、ハクチョウたちの強い絆を感じました。

左が幼鳥で、飛来した時は嘴の色がピンク色でしたが、今では黄色味が出て立派な若鳥に成長しています。

 

オオハクチョウ 成鳥 カモ科 140cm

 

以前怪我をした後遺症で、首が曲がっている子がいることを聞きました。それでも毎年元気に渡って来るそうで安心です。頑張って!と応援したくなりました。

 

ホシハジロ

ハクチョウたちが無事に目的地へ到着しますように。子育てを終えて、秋にはまた子供たちと一緒に元気で戻って来て欲しいと思います。

もうすぐお別れと思って、たくさん撮ってしまいました。

 

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