かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

虫えい(虫こぶ):ノブドウの葉と葉茎にできたヤマブドウハグキフクレフシ?

2013年08月24日 | 虫えい(虫こぶ)

先日、妙義山の石門に登った時に見かけたノブドウの葉と葉茎に作られていた虫えい(虫こぶ)ですが、「日本原色虫えい図鑑」で調べてみてもブドウ科に作られる虫えい(虫こぶ)で該当するものが見当たりませんでした。

虫えい(虫こぶ)を切断してみると橙黄色のタマバエの幼虫が1匹入っていたので、強いて近いかなと云えば「ヤマブドウハコブフシ」になるのですが、その形状はほぼ球形で葉裏側の先端はやや尖るのでどうも違うようです。

他に未同定で名前だけの「ノブドウハコブフシ」という虫えい(虫こぶ)名が一覧表に記載されているのですが、それかどうか確認できませんでした。そこで「日本原色虫えい図鑑」の編者であるY先生のところに写真を送って教えを乞うたところ「写真を拝見する限り、ヤマブドウハグキフクレフシのように思えます。このゴールが葉に形成されたものと思われます・・・」とのことでした。

確かに葉茎にも虫えい(虫こぶ)が出来ていたのですが葉(よく見ると太い葉脈)に出来ているものが多かったのでそちらに目が行ってしまいました。そしてY先生にはヤマブドウやエビヅル、ノブドウに作られる虫えい(虫こぶ)を形成するタマバエについての考え方などを色々教えていただきました。まだまだ分からないことが沢山有るのですね・・・

 

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