●和同開珎シリーズ(その1がこちら)。
古代日本の和同開珎なのにチャイニーズコインかをマジックについて、博識な方とやり取りをしたのだが、以下のような話だった。
機能としては変わらない。例えばマジックの学校があるとしてバイシクルを持ってこようがタリホーを持ってこようが特に問題はおきないのと同様に、チャイニーズコインを持ってこようが和同開珎を持ってこようが問題がない(指定されている場合は別ね、当然)。よって、和同開珎の持つ機能はチャイニーズコインと差はない。
特に外国では漢字が書かれたコインはチャイニーズコインと言うのが普通である。たまにジャパニーズコインという人もいらっしゃるらしいが。
というわけで、チャイニーズコインの一種として紹介していく。
●まずはマジックランドの和同開珎。最初にマジックで使用される「和同開珎」を発売した。私はSコインが安いからお得よとMさんから言われて購入。蛇足だが、私が使う場合は「古代のコイン和同開珎のレプリカです」と紹介している。マジックランドというのは知らない方(ウチはマジック無関係の方も意外といらっしゃるんだよねえ)のために言っておくと、日本を代表するマジックショップである。作られた事情は詳しくわからないんだけど、日本オリジナルのマジック用のコインが作られたのは素晴らしい。マジックを知らない方のために言っておくと、アメリカのハーフダラーが銀貨、イングリッシュペニーが銅貨(次にメキシコのセンタボ銅貨)として頻繁に使用されていて、もう一枚がチャイニーズコイン真鍮貨なのである。そのチャイニーズコインの位置に和同開珎が入ったことで日本人により身近なマジックができるようになったのではなかろうか。
●和同開珎のジャンボコイン。ジャンボコインはクライマックスに用いられる。コインが大きくなる現象が起きるわけだ。裏模様のコインがハーフダラーサイズ。真ん中のやや小ぶりなジャンボコインはずっしりとした重さ。
●右が基準となるハーフダラーサイズの和同開珎の裏模様。真ん中と左のコインは500円玉サイズの文久永宝。日本では500円玉の大きさは欲しいよね。
●上のコインは伸びたという演出用和同開珎。下は黒以外の色のついた和同開珎の例。マジック上、色がついていると色々と便利なのである。塗装方法を教えてくれるレクチュアーノートもあるくらいである。
●裏が黄色いのは特殊で普通は黒いんだけど、一枚ずつしか持っていないんで。購入名が私の場合「チャイニーズドラゴン」だったのでアメリカ製の和同開珎かと思われ。日本製の和同開珎より薄い。
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