kotoba日記                     小久保圭介

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胃腸風邪

2018年09月19日 | 生活
手帖のメモは途切れ
言葉は書かれず
ただの紙

破れた財布

電池切れ腕時計

一新する

銀色の電車は
北東に向かった

どんどん庵

シャトルバスは発車寸前
川は合流

半額のお好み焼きと焼きそば

シルク色

空は青く

痛みを忘れ

なくした腕輪
送料と現品代を同封して
和歌山に送る

上飯田は不思議
熊野と同じくらい
素敵

何故だろう
居心地が良い
いつか引っ越したい





青く

2018年09月18日 | 生活
青いベンチに座り
強い陽ざしの中で
南を向いて
座っている人
顔をしかめ
座っている人

きらびやかな光と音
夜のあとにして
帰って
静かにしていた
そして眠って
今朝になった

思えば
楕円
思えば
照明
偽り
笑顔



キンメツゲ

2018年09月17日 | 生活
キンメツゲ
と書かれた
草を
見ていた

どんな草でも
木でも
名前がある
それが
奇妙
どんな人でも
どんな事物でも
名前がある
それが
居心地悪い

名前がなかったら
どんなにいいか
本来は
無名だったはず
名前は便宜に過ぎず
生態は額に入れられ
時に梱包



体調を崩す

2018年09月16日 | 生活
誕生日の祝いとして
八百屋で
400円の
無料券をいただく
助かる

腹巻きをして
おなかを温めている

季節が変わり
体調を崩す

夏の疲れ
未だ
システム障害
何度
再起動しても
デフラグをしても
削除をしても
だめ
酷暑のダメージ

歌ってはいけない
歌わない方がいい
そう言われて
歌うのが
浮ュなった

何かを失ったような気分で
こんな時は
いつもしていることをするのが
一番良いのだけれど
いかんせん
気力が出ない
おなかの具合が
影響している





きれいな人

2018年09月15日 | 生活
ブラジルから
来た
男たちの
頭上に
秋雨
降る
秋雨に
会うというべきか

ヤスオさんは
水たまりを
窒レうきで
曹ュ
きれいな人だなあ

---

叫ぶ
女性のホームレス
その怒号に
たじろぎ
駐車場管理の男は
黙ってしまった
そして
怒号を受けながら
黙々と
歩道をほうきで
履いていた






現代詩を貼りなおす

2018年09月13日 | 生活
友の夢
helpの夢
一応
LINEしてみる
大丈夫
元気
良かった


あの人と
エレベータで
会う
なんという

労働

雲っているけれど
暑くはない
寒くはない
良い日

青いベンチに座り
コーヒーを飲んでいた

「人生は気がつくか、つかないかだけの事やと思うねん」

その人は言った

白いパラソル

閉じ
人は木に座る

風は
南から来て
ゴウゾウ
のャXターは
すぐに剥がれ
その度に
現代詩が
剥がれたような気分になって
また貼りなおす




キャベツを食す

2018年09月12日 | 生活
15時間
眠る

郵便局へ
お好み屋は店じまい
大きな団地が取り壊し

商店街を歩いて
いた
郵便局に
眼鏡を忘れた

あのお店で
おかずを買い
帰ってゆく

曇り
晴れる

青い車に乗って
夕方
湯へ

キャベツを食べる
よく噛んで

今日で
57歳になったけれど
未だ
年齢をおぼえられない
実年齢前後を思い
手帖の年齢早見表で調べて
事に至る






2018年09月09日 | 生活
懐かしき
ミヨリの森

歌わない

とんぼ 舞う
雨あがりの道

鳩は北東に向かった

神田川
シジミチョウ

過ぎ去った、
過ぎ、去った。

ほうき星

小糠雨(こぬかあめ)

象牙の歌

至福の昼寝
噴水の脇



昨夜
秋が
来た



歌は空をのぼってゆくよ

2018年09月08日 | 生活
夕方4時
炭酸を飲んだら
また元気になったので
帰宅しシャワーを浴びて
お誘いに受けることにした

ギターを持って
南へ

焼き鳥屋で懐かしいご夫婦と面会
すぐに何種類かの焼き鳥とおにぎりをいただく
飲めないのでウーロン茶

二軒目のお店は
居酒屋というより
大衆酒場
大きな音でカラオケが鳴り
途中でギターを弾いて
カラオケの音を拾っては
ギターをずっと歌を追いかけた
ちゃんと拾えた歌もあったし
むつかしい歌もあった
昭和歌謡のジャズはもちろん
わたしの技術ではギターが着いてゆけない
スピッツなんかは聞いたことがあるので
なんとか弾けた

いろんな人が
歌っているのを聞いて
歌う表情を見ていると
それだけで楽しく
嬉しくなって
地下鉄が間に合う時間まで
めずらしく疲れていたはずなのに
遊んだ

おいしいチャーハンや
だし巻き卵の差し入れ

本当にごちそうさまでした

はじめてのことって
やってみるものだ
思いもよらず
楽しくて

歌はいいな

そういえば昼間
歌詞とメロディが浮かんだので
スマホで録音しておいた

文学と歌が
しっかりと
深いところで
わたしの中では
繋がっている
ことがちゃんと判った夜
大きな収穫があった夜

歌は空をのぼってゆくよ