KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

心の中はホームページで

2005-07-02 23:59:09 | 日記・エッセイ・コラム

 最近全国を震撼させている、少年らによる数々の殺傷事件。特に先日のM高校での傷害事件は、非常に些細なきっかけで心の内にあった不満を爆発させてしまった、悲惨なケースだと受け止めている。当の加害少年は、謝罪、反省をする様子もなく、警察の取り調べでも、「自分の気持ちはHPに書いたので、そちらを見て下さい」などと言ってアドレスを教えたのだという。

ふざけるんじゃない。非常に歪んだナルチシズムだと思う。

・・・と、ひとりで熱くなっても仕方ないので、冷静に考えてみる。最近の少年犯罪で多いのが、「殺人」という、普通ならば突拍子もない発想にいきなり帰結できること、だと思う。世間で言われるように、殺人をテーマにした某映画の影響というのもあるだろうが、果たしてそれだけなのか?その反対に、最近いわゆる「取っ組み合いのケンカ」というものが殆どなくなったようだ。けがするから、親が止めるから、みっともないから、など諸々の理由でケンカをしなくなり、殴った、殴られたという痛みを知らない。ぼくはケンカは昔も今もキライなので、なるべく関わらないように、またケンカ沙汰を避けるように生きてきた。その結果、中途半端でろくでもない大人になってしまって・・・閑話休題。

そうした痛みを知らないまま大きくなり、思春期の、いわゆる情緒不安定な時期に、ふとしたきっかけである日、信じられない凶行に走る、いうパターンで事件が起こってしまう。そんな気がする。いずれにしても、今のぼくには加害者である少年らに、同情なんてできない。もっとも、彼らは事の重大さを本当に理解しているのだろうか。それを考えるだけでもかなしい。

 当然ですが、このブログ&メインサイトは、ぼくに関するほんの一部の情報で、すべてではないです。本当に私のことを知りたければ、それは実際にお会いして、話をして知ってもらうしかないのです・・・。

コメント
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