KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

2年間で変わったこと、変えたこと、戻ったこと

2013-03-11 21:56:59 | 日記・エッセイ・コラム

 今、オフィスの階段が一部使えなくなっている。2年前の大震災で破損した壁面をなおすためだ。1つ上のフロアに上がるだけでも遠回りしなければならないが、これもあの日々を思い出せば、2週間なんてあっという間だ、と思っている。

 

 東日本大震災から、きょうでまる2年。

 TVのニュース番組に寄せられた意見で、震災の風化が起こっていると感じている人が大勢いることに愕然とした。

 

 日常の生活の中で、ふと忘れ、この時期になると思い出す、という人もいるだろうが、一方で忘れたくても忘れられない人だっている。トラウマになって苦しんでいる人もいるという。

 東北に縁のない、実家の母も、大地震のときパニックになり、津波をTVで視た影響をずっと引きずっていて、そんな映像は今も見たくないと言う。

 

 ぼくはといえば、余計な電気をなるだけ使わないようになった。また、万が一に備え、水の備蓄もしている。震災前後で変わった事しているといえばそれだけだが、それでも、震災のことは1日たりとも忘れてない。というより、忘れられるわけがない。

 風化して忘れてたという人は、被災地のどこでもいいから、観光でもいいから、一度足を運んでみてはどうだろうか?百聞は一見に如かず、人からの話や、TV映像より、生で街の様子を見て歩くだけでも、考えは随分変わるだろうと思う。

 ぼくの場合は、東北に友人がいる。毎年水沢で行われる鉄道イベントへの参加もする、そのついでで、気仙沼を2度、訪れている。本当に物見遊山な、観光気分で来ている。仮設の商店街にふらっと立ち寄り、ちょっとおしゃべりして、安いお菓子やお茶を買っていく、そのくらいしかできない。だから、ボランティアに身を投じて被災者一人ひとりに献身的に尽くしたり、あるいは怒りにまかせて原発のデモなどに参加するなんて、とてもできない。そんな臆病者だ。

 

この2年で、何が変わり、何が元に戻り、何が忘れ去られているのか?街の面影か?人の心なのか?それとも?

 

余談、気仙沼の「はまらん焼き」は美味しいぞ~。

 

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ナイス・エイジ!

2013-03-10 20:31:39 | 音楽

 初音ミクオーケストラ(以下HMO)が2枚目のアルバム出していたと知って、発売からは随分経ってたらしいけど、早速ヨ○バシのCDコーナーで見つけて購入。

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 タイトルは「増殖気味 X≒MULTIPLIES」。むろん、YMOのアルバム「増殖 X∞MULTIPIES」(右)のパロディーではあるが、前作同様、音楽の仕上がりがとてもいい。そもそも「NICE AGE」や「CITIZENS OF SCIENCE」が、テクノというよりニューウェーブの影響を受けた、ギターサウンド冴え渡るアップテンポなナンバーだが、その疾走感そのままに、今の時代にあったカヴァー曲に仕上がっている。

 曲順も、「増殖」と同じで、タイトル曲「MULTIPLIES」は、「DAY TRIPPER」(YMOでは「SOLID STATE SURVIVOR」に収録)に変更されている。また、「増殖」は楽曲とコント「スネークマンショー」が交互に収録されているが、この「増殖気味」にも、曲間のコント「HMO ON THE AIR」が収録。「スネークマン・・・」同様、時代を切り取った(?)内容(「京急の車掌」「遭難」「おれおれ詐欺」「ミク猫」「ボカロ討論」⇒以上、筆者が勝手にタイトル付けた)になっていて、雰囲気も「スネークマン」に近い。しかしここはボーカロイドではなく、音源元の声優さんが担当されている。

これだけ高クオリティなサウンド。付属ブックレットの末尾にスタッフリストが載っているが、そのメンツがこれまたすごい。

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 前作より生演奏の比率が上がってるらしく、ギターに大村真司氏が参加。父の故・大村憲司氏は「増殖」でのギター担当されたり、ワールドツアーのメンバーとして同行されたこともあり、まさに「血を受け継いだ」存在。そして、ピアノに飯野賢治氏が参加(先日急逝されたのが嘘のよう・・・)。さらに、YMOの演奏を完全再現できる「O-SETSU-Y」のメンバーも参加。超難しいといわれる「タイトゥン・アップ」のベースはこの人が弾いているのだろう。 

またエンジニアとして、前作に引き続き小池光夫氏が、さらにミックス担当として寺田康彦氏も参加。YMOの音を知り尽くしたこの2人なら、サウンド面は本物だ。

 

 そもそも、今回のこのCD聴くきっかけも、たまたまYou○ubeで視た「体操」のPVから、「NICE AGE」を視たときに感じた衝撃。「おおおっ!」。そのままどこかの広告代理店がCFに使ったりしないだろうか?曲の雰囲気から、かつての「君に、胸キュン」みたいに、化粧品会社が使ってくれないかな・・・なんて、妄想に近いことが頭の中でバババッと浮かんだもので。

惜しむらくは、おまけのDVDに収録されてなかったことかな?それを差し引いても、YMOファンが思わず「ニヤニヤ」するような濃いネタ満載なのは変わりがなく、帯に書いてあるコピー「一家に2~3枚でしょ!?」の元ネタがわかったら、大したもんだ。

 

 HMOの1枚目をレビューした頃に比べて、いわゆる「萌えキャラ」に対するアレルギーは、やや少なくなったと思っている。「初音ミク」に至っては、国営放送も番組テーマ曲で採用するし、かの冨田勲氏とも共演するなど、いまや市民権を得たように思うのだが、CD探したとき、国内アーティストにも、アニメ・アニメ声優のジャンルにもなかった。で、やっと「ニ○動関係」で見つけたからな。

とはいえ、その前に数年ぶりに「ソ○マップ」に入ったが、あまりの場違い感が自分の中に沸き起こり、探せずにそそくさと退散しちゃったなぁ。

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我が”家”のプロジェクト 設計その2

2013-03-09 23:56:40 | 家を建てる

 タイトルはその2なんですが、実際の設計士との打ち合わせはきょうで4回目です。

部屋の間取りは前回まででほぼ決まり、今回は家の外壁や屋根の色、材質、ドアやサッシの仕様、コンセント、電話、エアコンの配置などを決めていく。

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外壁の色はカタログを見てであらかじめ決めてきたが、実際のサンプルを見せられると、やはりイメージが違う。「外で見ればまた印象変わりますよ」と設計士がいうので、見本持って外へ、陽のあたる場所で眺めた上で、改めて外壁の色を決定。

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そして、決定事項を次々図面に書き込んでいく。

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次回あたりで外観のイメージが出来上がりそうだという。注文住宅は大きなものから小さなものまで、すべてカスタマイズで選べるから、独自性が出しやすい一方、準備がものすごく大変だ。

このシリーズ、次回はおそらく、銀行での決済の話になるだろうな。

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あかりの見本市を見て回る

2013-03-08 22:59:01 | 日記・エッセイ・コラム

 すごく久しぶりに、展示会へ行ってきました。

 東京ビックサイトで「ライティングフェア」という、照明機器関係の展示会がありまして、ぼくの勤める会社も毎回出展しているそうだが、これまで1度も行ったことがなかった。

 

 で、今回、「見てきたほうがいい」と言われたので、最終日のきょう、午後から課長と2人で見学に出かけたのだが、乗っていた電車が、沿線火災だとかでストップしてしまい、早速迂回せざるをえないというハプニングに。

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JAM以外のイベントでビックサイトを訪れた(&ゆりかもめに乗る)のは、初めてかもしれない。

それにしても、今日は暖かいを通り越して初夏の陽気。コートも早速脱ぎ、ずっと手に抱えていて腕がしびれる。

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 会場で部長と落ち合い、3人で出展企業のブースを見て回る。照明関係は半分素人なぼく&課長。専門家ばりの知識を持つ部長についていきながら聞いて回る。殆どは道路用の照明器具や防犯用灯具関係だったのだが。

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 照明といっても、もう家庭用も業務用も、大きなものも小さなものもほぼすべてがLEDとなっていて、省エネを謳うだけではもう時代遅れのようだが、それ以上の技術があるようにも思えず、あとは調光あるいは調色機能で各社差別化を図っているようにも感じた。

 業務用に限らず、家庭用の照明器具も見て回った。

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今度建てる家に、LED照明をどう使っていこうか参考にしたかったので。

 

しかし、2時間ほどで「蛍の光」が流れ、ほどなく閉場。3人共通で思ったことは、もう少し早く来て、ゆっくり見て回りたかったことと、昼飯も食べずに会社を出て、その後ずっと回ってたので、空腹を通り越しフラフラ状態になりかけたこと。あと自分は名刺をもっと刷って持ってくるべきだったなぁ。

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1ェ~ン、カンバ~ック!

2013-03-06 01:07:59 | 日記・エッセイ・コラム

 先日「おはよう忍者隊ガッチャマン」の中で、健が「昭和43年製造の1円玉はない」というウンチクを披露していたが、最近の電子マネーの隆盛に押され、1円玉が最近2年間、製造されていないというニュースにも触れ、久々に「へぇ」と思ったKouChanです。

 

 ところで、コイン(日本の硬貨)の表、裏は見分けがつくでしょうか?

 改めて書きますと、1円の場合は、苗木の刻印がある方が表、「1」の刻印がある面が裏です。数字の刻印がある方が「裏」と覚えてもいいところだが、そうすると、5円玉がこのルールから外れてしまう。もっというと5円だけは「五円」という漢数字だけしかない上、その面が表。

なので、もっと確実なのは、「製造年」が刻印されているほうが「裏」、と覚えておけばいいと思います。

 

 本題に戻って、1円玉のはなし。かつて「1円玉の旅がらす」という歌がヒットしたが、あの当時、消費税が導入され、1円玉に触れる機会が多くなったからだと知ったのは、実はかなりあとのことだったりする。「みんなのうた」のアニメーションに出てきた「1円玉の旅がらす」は顔に「1」と描いていたように思うのだが、あれは「裏の顔」だったのだろうか・・・?

 とはいえ、1円は端数の支払いで重用するのだが、今後、冒頭にあげた電子マネーによって駆逐される日もそう遠くはない(??)そうなったとき、去りゆく1円に向かって、ちょうど昔の映画「シェーン」のように、1円玉のガンマンが夕日に向かって去っていくキャラクターが現れるかもしれない。

 

「1ェ~ン、カンバ~ック!」なんてね。

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我が”家”のプロジェクト~建物契約編

2013-03-03 21:05:29 | 家を建てる

 設計士との打ち合わせもきょうで3回目。これで建物契約するための条件をクリアしたことになるが、設計が完了したわけではなく、ましてや着工はまだまだ先の話ですが。

 

 午前中は設計士との打ち合わせ。最初は「これでいいじゃん」と言っていた両親も、だんだん細かな変更を要求するようになっていく。それを聞いて設計士が図面を都度引き直し、といっても、CADで配置や寸法を設定しなおすだけだから時間はさほどかからないのだが。今日は、窓の位置や収納(クローゼット)の仕様などを決める内容だった。とにかく、今の時点でほぼ間取りや寸法に関してはほぼ決まったと思う。次回、今度は立面図を作成するという。内装、外装のデザインがこれから子細に詰めていくことになる。参考にということで、壁紙や壁面の見本帳を貸してくれたのだが、冊子が大きく、かつ分厚い。こんなに決めなきゃならんのか・・・!

 

 時間をおいて、夕方から建物の本契約に入る。重要事項の説明や、法規に関する契約文書の読み合わせを経て、納得した上でサイン(署名)していく。よく家の建築中に、「○○様邸 新築工事」という標識が立てられるが、そこに自分の名前(しかもフルネームで)が入るということも今日聞かされた。

 あとは、融資関係。先日、融資の審査を複数の銀行に対しおこなったが、一応すべてOKは頂いていたので、今日の時点で、最終的に銀行を決定し、ローン申し込みまで行なってきた。

 

とりあえず、これでまた一歩前進かな。

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京王特急はスペシャル(?)

2013-03-02 19:55:03 | Railway&RailwayModels

本題の前に。

Facebookには既に書いたことですが、代官山にある「蔦屋書店」というところで、鉄道図書フェスタというコーナーを開設しています。

3月16日から東急東横線とメトロ副都心線が渋谷で直結し、これにより西武、東武、メトロ、東急、横浜高速(みなとみらい線)のネットワークが繋がることを記念してのフェアです。

詳細はこちらから。

http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2013/03/post_373.html

なぜここで書くかというと、Nゲージ模型の出展に小生も関わっているため(^^;へへっ。

 

ちょっと長かったが、ここから本題。

「鉄道コレクション(鉄コレ)」の新製品を買うため、多摩動物公園隣の「京王れーるランド」に行ってきた。午前中は通院だったので、それが終わってから向かう。八王子の駅でちょっとした人だかりなので、何かと覗いたら、

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見たこともないゆるキャラ。後で調べたら「武田菱丸」という名前の、犬をモチーフにしたキャラクターらしい。ということは、となりは山本勘助か?

京王八王子から高幡不動を目指すのだが、

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先日のダイヤ改正で、「特急」が復活。昔に比べ、停車駅は増えたけど。

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赤地に「特急」と、下に英語で「Special Express」ってのもまたイイネ。京王の特急はこうありたいものだね。

高幡不動から動物園線に乗り換え、目的の「京王れーるランド」に着く。

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鉄コレ欲しさに並んでいた列も、10分くらいでもう順番が回ってきたので、難なく購入。

で、せっかくなので、併走する多摩都市モノレールに乗り、舞い戻る。

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いまこの動物公園駅では、改装工事をしているが、完成すればこの場所に、歴代の京王車両がズラリと並ぶ予定になっているという。

その後は、新宿方面の列車にふたたび乗る。途中、地下化された調布駅で乗換えのため一旦下車。

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待っていたのは、この「区間急行」。白地に緑文字でやや読みづらい。新宿行となっているが、この先で急行本八幡行きに変わる。

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それに乗って、降りたのは「九段下」。といっても急行は停らないので、手前の市ヶ谷で各駅に乗り換えたのですが。

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 前に都知事氏(当時副知事)が「バカの壁」と称した箇所を見に行ってきた。メトロ半蔵門線と都営新宿線が、同じレベル(階層)にいるのにわざわざ改札の外に出て乗り換えるなんてケシカランなんていうので、撤去する工事をしているのだ。鉄板の向こう側に、半蔵門線ホームがチラ見できる。

そうはいっても、階段使って乗り換えなければならない場合も当然あるので、上のフロアでも、

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改札を抜けずに通れるようになるようだ。今はシャッター&鉄板で塞がれているが。

 

ここで半蔵門線に乗り換え、渋谷へ向かったのですが、この続きは、後日報告ということで。

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人間、死ぬまで勉強だよな

2013-03-01 23:48:57 | 本と雑誌

 今は設計の仕事から離れ、工程管理の仕事をしてても、勉強は細々とながら続けている。

いやむしろ、以前より勉強量だけなら増えたように思う。

 なにしろ打ち合わせで「インジェクション」だの、「コンカレント」だの、今まで聞いたことない単語が飛び交い、話についていけないのは致命的だから、人に聞きながら、もし聞けないことは、こんな本買って読んで少しでも「かじって」おかないと。

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そういう意味では、「積ん読」に終わる率は少なくなったのかも。

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