Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

シートの加工

2018-07-11 21:48:40 | 40th Anniversary mini Pickup truck
本日は定休日の二日目です
昨日、畑と中庭の芝のキワ刈りが終わっていますので本日はいよいよ芝を刈ります。
朝一番から始めましたので午前中には芝刈りを完了いたしました。
それにしても二日連続の外仕事はなかなか疲れますね〜


先日お送りしたF40の修理品が1台だけ戻って来ました
どうもミラーの接着剤が緩んでしまいまして外れて傾いてしまったようです。
私が気がつかなかったのか運送途中の振動なのかよくわかりませんが修理が必要なことだけはわかりますね。
幸いにしてミラーは取り付けの足が折れてしまう事もなく綺麗に外れました。
やっぱり接着剤が弱っていたんですね〜。

再接着しておきました。
今日早速修理をしましたが発送は明日にしましょう、焦って物をしますと良い事が無いですからね。
まあ豪雨で運送状況があまり良く無いみたいなので・・・今度はクロネコを使わず郵便局にしてみましょう。
念には念を入れます・・・。


ピックアップは内装を進めていますが、その中でも大変ウェイトの大きいのがシートですね
シートは元キットのピラニアモデルのキットにコルビューのバケットシートが付いているのでそれを使用します。
シャーシの上に置いてみますと・・・こんな感じなんですが・・・。
シートの前側の下にシャーシの補強がついていますので干渉する部分を削っておきました、これを削らないとシートが後ろ過ぎるのですよね〜。
何か違和感はないですか?
何も気がつかなかった方はミニにお乗りになった事が無い方なのかもしれませんね〜
私はローバーミニやカントリーマン等に乗って来ました(もちろんピックアップも持っていましたし)乗った感じを言いますと背筋がピンと伸びる感じと言えばわかりますかね〜
このシートをそのまま付けてしまいますとシートバックが後ろに倒れすぎているのです。
もちろんミニの場合シートバックを倒して付けなければならない事もあります。
例えばミニスプリントをご存知でしょうか?
ルーフをチョップドトップにしてルーフを下げて(ルーフだけでは無いですけどね)空気抵抗を下げています、その為に頭のスペースが無くなってしまいますのでシートバックを倒して頭のスペースを稼ぐやり方ですね。
しかし今回の製作は普通のピックアップなのでこれだけシートバックが倒れているのは雰囲気が違う・・・。

しかし、シートの傾きは少し置いておきましてドアの内装を古いタイプのポケット付きを使ったものですからそのふくらみがシートに干渉してしまいまして・・・シートを少し内側に寄せなければならない事態が発生いたしました。
リューターで削ってセンタートンネルの膨らみを逃しました
今までと同じ刃物を使っていますが、刃物が引っかかって刃物でシートを傷つける事もなく綺麗に削れました。

シートの角度を少し立てる為にシートの下側に1.0mmのプラ板を貼っておきました。
まあこのままでは角度は変わりませんのでね、ここから加工をします。

シートの角度を片側だけ直してみました
奥側の物が修正済みのものです
僕の印象ではこんな感じなんですけどね〜
ミニの場合ステアリングシャフトも立ち気味だし、シートバックも立ち気味でスペースを稼いでいると思うのです。

シートの角度を変える為にプラ板を斜めに削っています一番後ろ側になる部分は1.0mmの厚みのままですのでこの部分の厚みを揃える事で角度が揃います。

左右とも角度を直したシートを取り付けてみました
・・・いかがでしょうか?
注目していただきたいのはシートと酢の後ろのバルクヘッドの距離です。
角度を修正していないシートですとバルクヘッドに当たってしまうのです。
これでは取り付けできないですよね〜。

シートの位置がもう気持ちだけ前に出るように調整してみました
しかもメタルの中にスが空いていましたのでパテで埋めておきました。

次はシートの複製の準備ですね
パテとシリコンが直接当たりますと硬化不良になりますからサフを塗って直接当たらないようにしておきます。


明日か明後日はシリコンで複製に入ります
Kさんに頼まれたパイロットの人形も複製しておかなければなりません・・・大変遅くなりました(笑)