Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ブレーキディスクの取付け

2018-07-26 21:30:21 | Ferrari 126C Turbo
本日の山陰もかなりのいい天気です。
昨日は「安来アサヒほろにが会」の7月例会でして当方の中庭でBBQのよるビアガーデンを行ないました。
余りにも暑過ぎまして例年70名程の大所帯となりますが今年は正式エントリーは48人と伺っています。
昨年度いっぱいで私は卒業しましたので直接関与しませんがお手伝いはしております。
ビールを勧められたけど会費を払わずに飲むというのは私自身のポリシーに反しますので結局一滴も飲みませんでした。
アトリエで昼間に進まなかった仕事を片付けていました。
実はその間にも隣町の米子アサヒほろにが会(安来アサヒほろにが会を作ったスポンサーと言う関係です)の方が私の仕事に興味を持たれたらしく見学にいらっしゃいました。
いつもの渡部節が炸裂した事は間違いありません(笑)
しかしながら事実しか話はしませんのでお許し頂きたいと思います。
それがあるから今があるのです・・・お聞きになられた方は信じても信じなくとも全く自由なのです、私の方から信じてくれとも絶対に言いません。

どんなお話をするのか今日のある方は是非アトリエをお訪ねください、嘘はありませんしありのままをお答えしますので・・・
これから先の皆様の人生の参考になる部分が見えてくれば良いと考えています。
当然私が犯した失敗談もありますから・・・失敗の部分は皆様の中で避けていただければ幸いです・・・(爆)

ビアガーデンは9時頃にお開きになりましたのでそこから片付けて・・・特に生ゴミは近隣の野生動物を呼んでしまう事になりますからその日の内に綺麗に片付けなければなりません。これは狩猟免許試験に行って勉強した事ですね。
やはり資格を取るだけではなく勉強した事を確実に生かす事が大切だろうと思います。
私の様な自営で仕事をしている方だけではなくサラリーマンの方も同じ事です、若い頃にはこんな事は考えなかったけど60歳が近くなりますとそんな風に考えてしまいます。

そして今朝は出勤したらほろにが会の皆さんが片付けてくれたイスやテーブルを再び芝生の上に広げます。
せっかく片付けてくれたのになんで?と思われるかもしれませんが、そのまま倉庫に仕舞いますと触った部分や汚れが付いた部分にカビが生えてしまうのです。
倉庫に入れる前には洗剤と洗車ブラシを使って全て掃除をしまして午前中芝生の上で乾かしてから収納致します。
テントやテーブルBBQコンロなども掃除をしていつでも使える様にしてから収納します・・・
借りて来たイスやテーブルも生ビールのサーバーやビア樽も酒販店に持って行って返却します。
そんな事をしていますとすぐにお昼ですね〜。
下の画像は片付けの終わった中庭です・・・芝生や花壇の花に感謝してスプリンクラーで潅水しておきました。


午後からは遅れている(汗)制作ですね〜
ブレーキはブレンボならずボシカ製をおごるという事でした。
ブレーキディスクとドライブシャフトをつなぐのに良い寸法の真鍮線が無いので1.2mmまで拡大しますが難しいのは直径の細いドライブシャフト側なんですね。
しかも深さ2.0mmは強度上必要なのですがその深さにしますと今度はドライブシャフト側も1.0mm程カットしないと干渉してしまうのです・・・
少々見難いですがドライブシャフト側の穴を1.2mmまで拡大しドライブシャフト側のシャフトを1.0mm短縮してみました。

続いてディスクブレーキ側も穴を拡大してみました
こちらは調子に乗って貫通させてしまうとホイールをとめる為のセンターロックのネジ山まで無くなってしまうから注意が必要ですね。
深さ2.0mmと厳しく寸法を守らなければなりません。

ディスク側の穴に1.2mmの真鍮線をハンダ付けしてから突き出しの長さが2.0mmを少し調整してカットします。
この部分の接続はハンダ付けでしっかりと行ないましょう。
そして余分なハンダは旋盤で回しながら全て削り落とします。
アップライト無しで綺麗に接続出来るか確認します。

ブレーキのシューが当たる部分は目の細かなペーパー(1000番位かな)で回しながら磨きますと
それらしい擦り傷が付きまして雰囲気抜群ですね。

細かなゴミが付いたままですが雰囲気は良くなりましたね。
さすがボシカ1/43とは思えない部品ですね〜さすがに天才ボシカです。
そうそう話しは違いますが私感ですが、目標にするなら1/43ならボシカ、もう少し大きな1/15ならウイングローブ氏ですね。
他の方とどこが違うのか・・・確かに綺麗な作品を作る人は沢山います。
本当に星の数位・・・
しかしながら全ての部品を自前で作ってしまうのは凄いじゃないですか!
それも今なら3Dとか切削機とか色々な技術が有りますから不可能ではないでしょう・・・しかしあの時代にこれだけの物を作った方々は尊敬に値すると思うのです。

次はこの部品です・・・
ここでまた問題が発覚します・・・やっぱり苦しみますね(笑)