Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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リアサスペンションの作り直し

2018-07-30 21:05:06 | Ferrari 126C Turbo
本日も暑い一日でした。

今日はブルーベリーを収穫する日だったのですが、忘れていて日の出と共に・・・と言う訳にはゆかず朝7時過ぎに出勤してからの収穫となりました。
もう太陽は結構高く上がっておりましたので日が射すとかなり暑く汗をかきますが、台風の風なのか風は結構ありまして風が吹くとちょっと涼しい位でした。
まあそれも収穫を終わる頃には灼熱の太陽が照りつけましてかなり暑くなっていましたが、何とか本日の収穫を完了しました。
熱中症にならなくて良かったですね〜(笑)

収穫と同時に潅水もしておきました
と言うのも中庭はまだ大丈夫なんですが畑の方のブルーベリーの木は既に実にシワが寄ってしまいまして木に付いてはいますがそのままで干しぶどうの様になりました。
こうなりますともうブルーベリーとしては使えないので・・・中庭の物だけでも何とかしようと言う事です


さて午後からは本業ですな!
昨日考え過ぎて時間が無くなってしまったのですが、キットのままではリアサスペンションを作る事が出来そうに有りません。
構造から考えてもこれは無理なのです、このまま作ったらサスペンションは動かない物になりますから・・・
そんな嘘っぽい(失礼!)物を作っても本当らしく見えないですからこの際そのほとんどを作り直そうと思っています。
まずはリアのサスペンションのアッパーアームの後側ですがダンパーを組立てて取付けました。
ダンパーの下側は丸い大きな穴にエッチングのマウントを差し込む様になっていましたが・・・これでどうやって接着すれば良いのかわからなかったのでハンダ付けをして大きな穴の隙間にはハンダを流し込んでおきました。
削って仕上げればもう立派なダンパーにしか見えませんね。
ダンパーユニットが洋白の挽き物だったからこの方法が使えますがタメオの様にアルミの挽き物ならこの方法は使えなかったです。

そして一番問題だったのはこの部分なのです先ほどのリアのアッパーアームですがその上側のY型のメタルの部品を組み合わせてアッパーアームの後側にするのですが今真鍮のパイプを差し込んでいる部分も本来ならこのメタル部品なのですが・・・
メタルの部品は先が曲がっています、この真鍮パイプの部分はサスペンションのアッパーアームの支点になる部分なので曲がっていますと役に立たないのです。
ですからこのメタルの部品は使わずに真鍮で作り直します。

前側のマウントを作りますこの前側のマウントには後側のアッパーアームからきた真鍮パイプが組み合わさりますしその前側にはアッパーアームの前側のアームも取付けられる大切な部品なのです。
中心にはミッションに差し込んで固定出来る様にピンを埋めておきました。

次にリアのスタビライザーを取付けました。
普通の物と違って少し凝った構造ですね。
その前側の部分は前側のアッパーアームを支えるサブフレームを取付けたいのでミッションを削っています・・・
この辺りはインストに細かな解説が無いので普通の方は作れないんじゃないかな〜!?
私も結構時間を掛けて考えた部分です。

次に先ほど作った真鍮パイプの部品の取付けピンが刺さる様に中央に穴を開けています。
この位置はかなり重要です、ズレますと全てがズレてしまいますからね〜
実はこの後寸法の微妙な違いから先ほどの部品を4〜5回も作り直しています・・・サスペンションが動く様に見せるというのはなかなか難しいですね。

ここでまた考えなければならないのはこのまま組立てながら作ってゆくのか。一旦仮組状態で作ってから分解して塗装して組立てるのかですが・・・
実は折衷案にしました・・・一旦分解して組立てますと微妙な寸法の変化が有りましていい形状にならないと判断。
しかしながら採寸は組立てながらしてゆかないときちんとした寸法が採れない事が判明したからです・・・ウ〜ン難しいな〜(笑)
アッパーアームの前側のステーを取付けてみました・・・ウ〜ンもう一度作り直しでした・・・。

アッパーアームの後側とダンパー、それにウイングステーを組立てました
ここを組立てますと寸法がキッチリ正しく採れますからね〜。

後側のアッパーアームとアップライト、そしてウイングステーの部分に固定する為にはキットではピンで取付ける様になっておりますが、このピンが短くてね〜使えないのですよ。
このアッパーアームが結構厚みが有りますから、反対側まで届かないのです。
どうやって設計したんでしょうか?仮組しましたか??
そこで又いつものアドラーズネストの六角ボルトを使いましょう。
キットのピンは丸頭だから六角の方が雰囲気が出ますから丁度良いじゃないですか。

取付けてみました・・・
如何ですか?
僕はこの方が良いと思いますが・・・雰囲気も強度もね!

前側のステーと後側のアッパーアームのシャフトをハンダ付けしました。
と書けば簡単なのですが上から見た時に正確に四角形になっていないといけませんよ、よく目立つ部分なので大切な部分です。
ブレーキの冷却ダクトに削った金属が付いたままで写真を撮ってしまいました。
あとで掃除をしておきましょう。


明日はこの続きでリアサスペンションを完成させたいですね。