goo blog サービス終了のお知らせ 

希望&夢

希望や夢あふれる社会になるといいな!
明日や将来のことを思うと、おもわずぼやいてしまいます。

山口、秋田に地上型イージス配備検討

2017年11月14日 | 防衛

政府は、北朝鮮に対する弾道ミサイル防衛(BMD)の新規装備となる地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の導入に関し、12月中旬にも閣議決定する方向で調整に入った。

装備を開発し技術を保持する米国と、計2基の取得に関する金額などを詰める。

配備先については山口、秋田両県を候補地として検討していることも分かった。

政府関係者が11月11日、明らかにした。

運用は陸上自衛隊が行う方向。

ただ運用と配備先に関しては防衛省内に異論もあり、結論となるかは流動的だ。

トランプ米大統領が来日時に「米国製軍事装備の大量購入」を求めたことも踏まえ、閣議決定で日本側の姿勢をアピールする狙いがある。

決定は防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」などに導入が明記されていないための措置。

「安全保障環境が厳しさを増す中、導入が必要と判断した」などの考えを示す方針だ。

政府関係者によると、イージス・アショアは自衛隊施設への設置を想定。

防護範囲が重ならないよう東日本、西日本に2基を分散配備する方針。

山口県に配備した場合について、南西諸島の全てをカバーできない可能性があり、検討を続ける。

イージス・アショアは米国で開発され、1基当たり約800億円。

2基で日本全土をカバーできるとされ、2023年度の運用開始を目指す。

年末にかけて編成する2018年度当初予算に導入に際する設計費を盛り込む考えだ。

日本のBMDは、イージス艦搭載の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が大気圏外で迎撃し、撃ち損じた場合、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が地上から狙う二段構え。

イージス・アショアが導入されれば、迎撃態勢に厚みが増すことになる。

北朝鮮だけではなく、中国に対しても考慮しておく必要がある。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山尾氏後援会長辞任 衆院選... | トップ | 新卒内定辞退 最高64% ... »

コメントを投稿

防衛」カテゴリの最新記事