政府は、韓国が東京電力福島第1原発事故を理由に、日本からの水産物輸入を規制しているのは不当な差別だとして、8月20日に世界貿易機関(WTO)に提訴した。
2カ国間の協議では溝が埋まらなかった。
福島第1原発事故を受けた輸入規制で政府が他国を提訴するのは初めて。
韓国は2011年3月の原発事故を受けて、福島県など8県の一部水産物の輸入を禁止。
2013年9月には汚染水漏れを理由に、禁止対象を8県の全水産物に拡大するなど規制を強化した。
日本政府は今年5月にWTO協定に基づき、2国間協議の開催を要請した。
協議では、日本が「科学的根拠がなく、WTO協定に違反している」として規制の撤廃を要求したが、韓国政府は「国民の安全を考慮した正当な措置」と反論し、解決しなかった。
このため日本政府は8月末に開かれるWTOの紛争解決機関の定例会合に向け、紛争を処理する小委員会(パネル)の設置を要請することにした。
遅すぎるが、卑怯な韓国に断固として対応してほしいものだ。
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