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希望&夢

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「ヒトヒト感染」隠していた中国とWHO

2020年07月21日 | 外国

米国に亡命した中国出身のウイルス研究者、閻麗夢博士が7月10日、米FOXニュースの取材に答え、新型コロナウイルスについて「中国はもちろん、世界保健機関(WHO)も感染初期の段階から『ヒトヒト感染』が起きていることを知っていた」と証言した。

閻博士は香港大学公衆衛生学院のウイルス研究者だったが、4月に「新型コロナの真実を明らかにする」という理由で米国に亡命した。

報道によれば、彼女は昨年12月31日、WHO顧問でもある上司から指示され、新型コロナの研究を始めた。

同日、中国の疾病予防管理センターの友人から「家族全員の感染を確認した。 ヒトヒト感染が起きている」と教えられ、上司に伝えたが「中国共産党のレッドラインを踏むな。 われわれが消される可能性がある」と警告された、という。

WHOは1月14日の声明で「ヒトヒト感染の証拠はない」と発表していたが、中国の国家衛生健康委員会が1月21日に事実を認めると、追従する形で翌22日、ヒトヒト感染を認めていた。

今回の証言に先立って、AP通信など一部のメディアは4月の段階で、中国の内部文書をもとに、「当局はヒトヒト感染を知っていた」と報じていた。

米下院外交委員会のマイケル・マッコール筆頭委員(共和党)が6月15日に発表した報告書は「WHOも知っていたのに、隠していた」と指摘している。

マッコール報告は、さらに衝撃的だった。

WHOは4月13日に開いた記者会見で、技術責任者であるマリア・ファン・カークホフ博士が「われわれは最初に報告を聞いた12月31日の時点で、もちろん、ヒトヒト感染があり得ると考えていた」と暴露したのだ。

それも当然と言わんばかりに、彼女は「自分は中東呼吸器症候群(MARS)とコロナウイルス、インフルエンザの専門家よ」と自慢げに語っている。

つまり、WHOは分かっていたのに、中国の言いなりになって、真実を否定し続けていたのである。

それが今回、閻博士の証言によって、完全に裏付けられた形だ。

百歩譲って、香港の上司がビビっていたのは仕方がない、としよう。

だが、公金で賄われているWHOがここまで腐敗していたとなると、ドナルド・トランプ政権が脱退するのも当然だろう。

AP通信によれば、米国の国土安全保障省(DHS)は、中国がヒトヒト感染を隠していた理由について「世界中でマスクなどの医療用品を買い占めるためだった」と分析している。

真実を公表したら「買い占めが難しくなって、国内の感染が悪化する」とみていたのだ。

閻博士の亡命後、家族は公安当局から嫌がらせを受けた、という。これがまさに「中国という国」の実態なのだ。

残念ながら、政府も多くのメディアもいまだに中国とWHOに及び腰と言わざるを得ない。

その間に世界中でマスクなど医療用品買い占め、やりたい放題の中国。

彼らをやりたい放題にさせていいのか。


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