国連人口基金(UNFPA)は4月17日、2024年版「世界人口白書」を発表した。
妊娠や出産時の合併症による、サハラ砂漠以南のアフリカに暮らす女性の死亡率は、欧米諸国と比べて約130倍になると推計。
出産する場所が「生きるか死ぬかの分かれ目になっている」と地域格差の問題を訴えた。
今年の白書は女性に焦点を当て「性と生殖に関する健康と権利」の不平等を分析。
白書によると、世界全体の妊婦の死亡率は00年と比較して2020年には34%減少。
15~19歳の少女の出産は2000年以降に3分の1減った。
過去約30年で「大幅な進展があった」とまとめた。
一方で、人種や生まれた場所などの違いで、児童婚や妊娠、出産などを余儀なくされ、女性の自己決定権が制限されていると指摘した。
2024年の世界人ロは81億1900万人で前年比7400万人増。
最多3力国はインドの14億4170万人、中国(香港、マカオ、台湾を除くの14億2520万人、米国の3億4180万人。
日本は1億2260万人の12位だった
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