#青森ねぶた祭から全国に祭り・イベントの禁煙化の波をひろげていきましょう!
【経緯】
青森県タバコ問題懇談会では、青森県の貴重な文化的財産であり観光資源でもある夏祭り会場において、子どもや妊婦を含む観光客が受動喫煙や火傷の事故などの被害を受けずに祭りを楽しむことができるように、7月1日付けで四大夏祭り(青森ねぶた祭・八戸三社大祭・弘前ねぷたまつり・五所川原立佞武多)主催者に対して、下記の5項目の要望を送付いたしました。(青森ねぶた祭や八戸三社大祭を禁煙に! 2005年06月27日)
7月15日までにお送りいただいた回答をまとめてここに発表させていただき、県民および全国に情報を発信していきたいと思います。ご回答いただいた関係者の皆様にはお手数をおかけしたことに篤く御礼申し上げます。しかしながら、現在までの対策は未だ不十分と言わざるを得ず、本年度および来年以降の夏祭り会場の禁煙化について更なる進展を強く望むものです。(返事の全文およびコメント等は、青森県タバコ問題懇談会のホームページをご覧下さい)
また、今回要望を出すことができなかった県内の全ての祭り・イベント関係者の皆様にも、同様の対策を早急に進めていただきたく、この場を借りてお願い申し上げます。
【要望】
1. 観覧席・桟敷席については、健康増進法にのっとり全面禁煙にして下さい
2. それ以外の祭り会場の路上・広場なども大きな混雑が予想されることから、受動喫煙および火傷等を防止するためには全面禁煙にして下さい
3. もし喫煙所を設ける場合には、人混みから最低でも20m以上離れていて、風向き等も考慮して通行人に受動喫煙の被害が及ばないところに限定して下さい
4. 喫煙所として、日本たばこ産業(JT)の街宣喫煙車「スモーカー」や、フィリップ・モリスなどのタバコ会社が設置した喫煙コーナーを用いないで下さい
5. 以上のような対策については、メディアや旅行会社等を通じて事前に周知徹底し、当日も会場における禁煙表示だけでなくチラシ配布などで観光客の理解と協力を求めて下さい
【回答の概要】
青森ねぶた祭 観覧席・桟敷席は全面禁煙
八戸三社大祭 本年度は経路上の禁煙以外は対応できない
弘前ねぷたまつり 今週中にご返答いただける予定(7月20日現在)
五所川原立佞武多 ご回答いただけませんでした(7月20日現在)
【本会からのコメントと更なる要望】
青森ねぶた祭では、健康増進法にのっとり観覧席・桟敷席の全面禁煙を既に実施しているとのご回答をいただき、深く敬意を表します。しかしながら、このことは青森市内の当会会員の間でも知られておらず、昨年までの経験で観覧席における受動喫煙の被害例も報告されていることから、今後はより徹底した対策をお願いしたいと思います。今回の発表を機に「タバコの煙害や火傷の被害のない安全・安心なねぶた祭」を全国に強くアピールしていくべきと考え、当会としても協力を惜しまないつもりです。
要望2については残念ながらご回答いただけませんでしたが、要望書にも書いたとおり、受動喫煙や火傷の被害の可能性は、観覧席よりもむしろ混雑する路上の方が高いものと考えられます。想定される対策としては、禁煙の表示およびチラシ配布や、直接の呼びかけによって理解を求めることで十分可能であり、違反者の注意や摘発などの必要性はほとんどなく、すぐにでも実施可能なものと考えられます。実行委員会のみならず、市民や観光客の意見を把握されることを強く望みます。観光客の圧倒的多数は、祭り会場における路上禁煙に賛成するはずです。現状のまま放置して火傷などの被害が生じた場合には、主催者の責任が問われる事態も想定されます。早急なる対策を望みます。
要望3・4・5については残念ながらはっきりとしたご回答をいただけませんでした。関係各位で要望書の趣旨を再度ご確認いただき、きちんとした対策をとられることを望みます。
八戸三社大祭では、本年度は5項目の要望のいずれも実施できないとの大変残念なご回答で、健康増進法施行から2年以上経ているにもかかわらず、これまでに何ら対策がとられていなかったことは遺憾に存じます。「経路上での禁煙」とは運行中の山車組を指すものと解釈しましたが、遠来の観光客が観覧している中での喫煙など対策以前の問題であり、当会としてもあえて今回の要望の中には入れませんでした。これからでも遅くありませんので、本年度から早急なる対策をとられることを強く望みます。現状のままでは観客の健康や安全は確保されておらず、当会としても全国からの観光客に八戸三社大祭をお勧めすることができません。
弘前ねぷたと五所川原立佞武多からは、大変残念ながら期日までにご回答いただけなかったため、本年度はいずれの対策も実現は難しいのではないかと判断せざるを得ません。早急なる対策とご回答をお願いいたします(追加情報はホームページに掲載)。
【経緯】
青森県タバコ問題懇談会では、青森県の貴重な文化的財産であり観光資源でもある夏祭り会場において、子どもや妊婦を含む観光客が受動喫煙や火傷の事故などの被害を受けずに祭りを楽しむことができるように、7月1日付けで四大夏祭り(青森ねぶた祭・八戸三社大祭・弘前ねぷたまつり・五所川原立佞武多)主催者に対して、下記の5項目の要望を送付いたしました。(青森ねぶた祭や八戸三社大祭を禁煙に! 2005年06月27日)
7月15日までにお送りいただいた回答をまとめてここに発表させていただき、県民および全国に情報を発信していきたいと思います。ご回答いただいた関係者の皆様にはお手数をおかけしたことに篤く御礼申し上げます。しかしながら、現在までの対策は未だ不十分と言わざるを得ず、本年度および来年以降の夏祭り会場の禁煙化について更なる進展を強く望むものです。(返事の全文およびコメント等は、青森県タバコ問題懇談会のホームページをご覧下さい)
また、今回要望を出すことができなかった県内の全ての祭り・イベント関係者の皆様にも、同様の対策を早急に進めていただきたく、この場を借りてお願い申し上げます。
【要望】
1. 観覧席・桟敷席については、健康増進法にのっとり全面禁煙にして下さい
2. それ以外の祭り会場の路上・広場なども大きな混雑が予想されることから、受動喫煙および火傷等を防止するためには全面禁煙にして下さい
3. もし喫煙所を設ける場合には、人混みから最低でも20m以上離れていて、風向き等も考慮して通行人に受動喫煙の被害が及ばないところに限定して下さい
4. 喫煙所として、日本たばこ産業(JT)の街宣喫煙車「スモーカー」や、フィリップ・モリスなどのタバコ会社が設置した喫煙コーナーを用いないで下さい
5. 以上のような対策については、メディアや旅行会社等を通じて事前に周知徹底し、当日も会場における禁煙表示だけでなくチラシ配布などで観光客の理解と協力を求めて下さい
【回答の概要】
青森ねぶた祭 観覧席・桟敷席は全面禁煙
八戸三社大祭 本年度は経路上の禁煙以外は対応できない
弘前ねぷたまつり 今週中にご返答いただける予定(7月20日現在)
五所川原立佞武多 ご回答いただけませんでした(7月20日現在)
【本会からのコメントと更なる要望】
青森ねぶた祭では、健康増進法にのっとり観覧席・桟敷席の全面禁煙を既に実施しているとのご回答をいただき、深く敬意を表します。しかしながら、このことは青森市内の当会会員の間でも知られておらず、昨年までの経験で観覧席における受動喫煙の被害例も報告されていることから、今後はより徹底した対策をお願いしたいと思います。今回の発表を機に「タバコの煙害や火傷の被害のない安全・安心なねぶた祭」を全国に強くアピールしていくべきと考え、当会としても協力を惜しまないつもりです。
要望2については残念ながらご回答いただけませんでしたが、要望書にも書いたとおり、受動喫煙や火傷の被害の可能性は、観覧席よりもむしろ混雑する路上の方が高いものと考えられます。想定される対策としては、禁煙の表示およびチラシ配布や、直接の呼びかけによって理解を求めることで十分可能であり、違反者の注意や摘発などの必要性はほとんどなく、すぐにでも実施可能なものと考えられます。実行委員会のみならず、市民や観光客の意見を把握されることを強く望みます。観光客の圧倒的多数は、祭り会場における路上禁煙に賛成するはずです。現状のまま放置して火傷などの被害が生じた場合には、主催者の責任が問われる事態も想定されます。早急なる対策を望みます。
要望3・4・5については残念ながらはっきりとしたご回答をいただけませんでした。関係各位で要望書の趣旨を再度ご確認いただき、きちんとした対策をとられることを望みます。
八戸三社大祭では、本年度は5項目の要望のいずれも実施できないとの大変残念なご回答で、健康増進法施行から2年以上経ているにもかかわらず、これまでに何ら対策がとられていなかったことは遺憾に存じます。「経路上での禁煙」とは運行中の山車組を指すものと解釈しましたが、遠来の観光客が観覧している中での喫煙など対策以前の問題であり、当会としてもあえて今回の要望の中には入れませんでした。これからでも遅くありませんので、本年度から早急なる対策をとられることを強く望みます。現状のままでは観客の健康や安全は確保されておらず、当会としても全国からの観光客に八戸三社大祭をお勧めすることができません。
弘前ねぷたと五所川原立佞武多からは、大変残念ながら期日までにご回答いただけなかったため、本年度はいずれの対策も実現は難しいのではないかと判断せざるを得ません。早急なる対策とご回答をお願いいたします(追加情報はホームページに掲載)。