踊る小児科医のblog

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今度は本物か、太陽系第十惑星

2005年07月30日 | NEWS / TOPICS


「太陽系10番目の惑星発見 NASA発表」
とのニュース。ちょっと前に同じような話があったじゃないかと思って探してみたのが「セドナ」。そういえばそんな名前でした。しかし、「第十惑星」セドナ(仮)の発見者は、惑星と考えていないに掲載されている軌道図を見ると、だめだこりゃ、というくらい遠い。今度のはカイパーベルトの中にあるということなので、ヤマトがガミラスと戦ったあのへんだ(それでも、太陽から地球までの距離の97倍もある)。

9番目の惑星でホルストの組曲には入っていない冥王星について、謎の惑星、冥王星の正体は彗星かなどという説もあるようです。

>冥王星の特殊な軌道に加えて月よりも小さいその大きさから、
>同星が惑星ではなく、むしろカイパーベルトを構成する彗星に似ているとした。

だとしたら、今度のも冥王星よりも大きいけれどカイパーベルトの中にあるから、やはり惑星とは扱われないとうことか。元々「惑星の正式な定義はない」とのことなので、学説によって扱いが変わってくるのかもしれない。

ついでに、ディスカバリーについて「シャトルの飛行、1日延長を検討」という気になるニュースも。

>今回の飛行では、搭載燃料などの事情から予備日が1日分しかなく、天候などの理由でケネディ宇宙センター(フロリダ州)への帰還が困難な場合でも延期せずに、米西海岸などの代替地に着陸することになる。

>ディスカバリーの機体には、小さな損傷の兆候が約30個見つかっており、NASAは、このうち機体底部の6個が帰還時の安全性にかかわるとみて、重点的に点検している。

太陽系10番目の惑星発見 NASA発表
 太陽系で10番目となる新たな惑星を発見したと、米航空宇宙局(NASA)が30日、発表した。惑星は冥王星や海王星の軌道より外側で、氷の塊が集まったカイパーベルトと呼ばれる帯の中にあり、冥王星より大きいとみられるという。
 この発見が事実と確認されれば、地球の“兄弟星”の発見は1930年の冥王星以来となる。
 発表によると、惑星はカリフォルニア州にあるパロマ天文台のサミュエルオースティン望遠鏡で、2003年10月31日に撮影された。しかし見つかった場所が、太陽から地球までの距離の97倍と遠かったため、動きがはっきり確認できず、今年1月にあらためてデータを分析し、大きさなどから惑星であることを確認した。
※写真=新惑星の想像図。右下に輝いているのは太陽(NASA提供)