男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

わさび漬け

2011年08月31日 | おせちシリーズ

ワサビは日本が原産地です。静岡県安倍川の上流に自然に生えていた
のを、栽培したのがはじまりといわれています。西暦1600年のころです。

ワサビは、根茎をすりおろし、刺身、すし、そばなどの薬味として使います。
おろして時間がたつと風味が失われるので、必要なときに必要な量だけを
すりおろすのが上手な使い方です。ワサビを醤油の中に入れてまぜると、
ワサビの風味が醤油の成分に吸いとられて、ほとんど消えてしまいます。
刺身をたべるときは、一切れずつにワサビをのせ、醤油につけましょう。

すりおろす道具はサメ皮がよい・・・金属製でないことと目が細かいためで、
ワサビは金気をきらい、微細におろしたほうが辛味が増すからと言います。
わたしは、セラミック製のおろしを使っていますが、手軽に使えて便利です。

レシピはワサビ漬けです。酒粕ベースのと、白みそベースの二通りをつくり
ました。酒粕だけのは、近くのお店でも売っていますが、白みそをまぜ込ん
だのは見あたらず、自分でつくるしかありません。


こういうのは、一度に多くをつくらず、精々4~5日で食べきれる量にします。
欲しければまた作ればよい・・・そうすれば、作りたての香りのたかいワサビ
漬けが楽しめるというもので、自分でつくるよさはそこにあるとおもいます。  


若いころ、ワサビ漬けが好きでよくつくりました。酒粕に漬けたのより、白みそのほうがすきでした。
温かいごはんには、酒粕よりも白みそnoキリッとしたあじのほうがおいしく思いました。今回作っても
白みそのほうが口にあいました。盛夏につくったので、塩っぽいほうがなじんだのかも知れません。


酒粕のワサビ漬け
材 料 わさび 1本 60g
酒粕 80g
みりん 小さじ 1 4cc
しお 小さじ 2 2.6g
日本酒 小さじ 2 8cc
淡口醤油 小さじ 2 8cc

作り方 酒粕にみりんと酒、淡口、しおを加えてよくまぜる。
酒・みりんが酒粕にまったりとなじむようにねりこむ。
ラップをかけて1~2時間おいてねかせる。

その間にワサビをみじんにきざむ。
しお一つまみ加えてもみ、水洗いしてざるにあげる。
ふきんに包んで水気をしっかりとしぼる。

ワサビとあじつけした酒粕をまぜあわせる。
器に入れてきっちりとフタをして半日ねかせる。

これに、ほぐした数の子を加えてもよい。
なかなかおいしいもんです。


白みそのワサビ漬け
材 料 わさび 1本 60g
酒の粕 50g
白みそ 30g
みりん 小さじ 1 4cc
日本酒 小さじ 2 8cc
鰹まる 小さじ 1 4cc

作り方 酒粕のワサビ漬けと同じです。
白みその味がからいようなら酒粕を増やします。
京風のあまい白みそなら、しおか、淡口を加えます。
このばあい、酒粕なしでもおいしいです。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« はものキモのしぐれ煮 | トップ | ガンボ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

おせちシリーズ」カテゴリの最新記事