陶芸の作品展に出品するものを整理していたら思ったよりも少ないことに動揺した。陳列を工夫したり、陶芸以外のものも持ち込むなどしないと場がもちそうにない。尤も、もしも出したものが売れてくれれば、家の中の収納に余裕が出て、たいへん助かる。なんとか来ていただいた人の目を楽しませることができて、なおかつ私も助かるというような工夫はないものかと思案している。
今日は久しぶりにプールで泳いだ。3,000m泳ぐつもりでいたが、2,900mまで泳いだところで足が攣った。とりあえず、足を伸ばしながらプールを一往復歩いたら症状が治まったので、残り100メートルを泳いで予定通り3,000mにした。泳いでいるときは、何往復目を泳いでいるかを意識しているのだが、それ以外にいろいろ考え事をしている。考え事、といってもろくなことは考えていないのだが、今日は年賀状の文面をどうしようかと考えながら泳いでいた。なんとなく考えがまとまって、気が緩んだのがよくなかったのかもしれない。
年賀状は手書きだ。手書きで書ける範囲にしか出さない。全く出さなくても特に差し障りは無いとは思うのだが、なかには年賀状のやりとりだけで30年続いている相手もいるので、そういう関係も面白いのではないかと思っている。その人から、昨日、クリスマスカードが届いて、陶芸の作品展に来てくれるという。お互いに相手のことがわかるのかどうか、それが不安の種だ。
去年、北海道を旅行したとき、札幌で20年ぶりに友人と会った。駅前の東急百貨店1階かに本家向かい側入口のベンチで待ち合わせ、私のほうが先に着いて、ベンチに座っていた。しばらくして、ニコニコしながら手を振って近づいてくるおばさんがいた。そうかなとは思ったのだが、それに私の隣に座っていたおばさんが反応して手を振り返していたので、ちがうな、と思ったら、やっぱりそうだったのである。少し動揺した。もし、あのとき、私の隣に座っていたおばさんが誤って反応しなかったら、私は彼女を認識できていた、と思う。
そうかと思えば、以前、仕事で東アジアから東南アジアにかけて手分けをして、ある調査をするということがあった。私が属していたグループではなかったのだが、ある街で、夜にメンバー数名で食事に出かけたとき、そのなかのひとりに
「先輩!お久しぶりです!」
と声をかけてきた人がいたそうだ。声をかけられたほうは、誰かなと思いつつ、なんとなく話をしていると、偶然なのだろうが、大学時代に思い当たる人がいて、しかも大学名であるとか、サークルとか、話が一致したのだそうだ。それで、
「ご案内しますよ」
という言葉に従ってついて行ったら、ぼったくりバーだった、ということがあったそうだ。
気をつけないといけない。
今日は久しぶりにプールで泳いだ。3,000m泳ぐつもりでいたが、2,900mまで泳いだところで足が攣った。とりあえず、足を伸ばしながらプールを一往復歩いたら症状が治まったので、残り100メートルを泳いで予定通り3,000mにした。泳いでいるときは、何往復目を泳いでいるかを意識しているのだが、それ以外にいろいろ考え事をしている。考え事、といってもろくなことは考えていないのだが、今日は年賀状の文面をどうしようかと考えながら泳いでいた。なんとなく考えがまとまって、気が緩んだのがよくなかったのかもしれない。
年賀状は手書きだ。手書きで書ける範囲にしか出さない。全く出さなくても特に差し障りは無いとは思うのだが、なかには年賀状のやりとりだけで30年続いている相手もいるので、そういう関係も面白いのではないかと思っている。その人から、昨日、クリスマスカードが届いて、陶芸の作品展に来てくれるという。お互いに相手のことがわかるのかどうか、それが不安の種だ。
去年、北海道を旅行したとき、札幌で20年ぶりに友人と会った。駅前の東急百貨店1階かに本家向かい側入口のベンチで待ち合わせ、私のほうが先に着いて、ベンチに座っていた。しばらくして、ニコニコしながら手を振って近づいてくるおばさんがいた。そうかなとは思ったのだが、それに私の隣に座っていたおばさんが反応して手を振り返していたので、ちがうな、と思ったら、やっぱりそうだったのである。少し動揺した。もし、あのとき、私の隣に座っていたおばさんが誤って反応しなかったら、私は彼女を認識できていた、と思う。
そうかと思えば、以前、仕事で東アジアから東南アジアにかけて手分けをして、ある調査をするということがあった。私が属していたグループではなかったのだが、ある街で、夜にメンバー数名で食事に出かけたとき、そのなかのひとりに
「先輩!お久しぶりです!」
と声をかけてきた人がいたそうだ。声をかけられたほうは、誰かなと思いつつ、なんとなく話をしていると、偶然なのだろうが、大学時代に思い当たる人がいて、しかも大学名であるとか、サークルとか、話が一致したのだそうだ。それで、
「ご案内しますよ」
という言葉に従ってついて行ったら、ぼったくりバーだった、ということがあったそうだ。
気をつけないといけない。