雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

M17 オメガ星雲(熱帯夜に533MCで撮る その2)

2023年08月18日 | 天体写真(星雲・星団)
8月11日夜に約2か月ぶりの撮影となった2タイトル目になります。
この夜は撮影鏡筒を長焦点のVC200Lから短焦点で明るいR200SS鏡筒に変えての撮影でした。
予報では台風も上陸予定だったので、この新月期もこの夜だけの撮影で終わるかもと思い
2タイトル目は総露光時間を短縮して撮影タイトル数をかせぐ作戦に。


 M17 オメガ星雲 (いて座)
( 元画像の 35%に縮小 ノートリミング )
(  上が北になっています )
撮影DATA : 2023/ 8/ 11 22:32’~ Vixen R200SS(コレクターPH) (合成fl=760㎜)
露出 180秒 × 10枚 +60秒 × 11枚 Gain300 ASI533MC Pro(冷却-5℃) タカハシ EM-200 Temma2M  
ステラショット2(導入・撮影・オートガイド) ステライメージ9(画像処理)
*ダーク処理、フラット処理はまじめにやっています
露光時間の短縮のため高感度のGain300で撮ったのですが、明るい星雲中心部が飽和しないよう60秒の短時間露光も加えました。

上の画像でも Ω(オメガ) の形は推察できるのですが、別名の”白鳥星雲”の方は上下逆にしてもどこが首やら頭やら。
総露光時間40分と短めですが、露光時間を延ばしても細部が見えてくる星雲ではないような気が・・・

この星雲の北側には「創造の柱」で有名になったM16 わし星雲があります。
( が今回のASI533MCの撮影範囲 )
撮影DATA:2019/ 5/30am canon NFD400mm F2.8(手製絞りF4相当)総露光時間 50分 ISO3200 EOS6D(HKIR改造)


恒例の「只今撮影中」ショットです ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2023年 8月11日22時54分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×4枚 ISO1600 
ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影
肉眼でこのように天の川が見えるわけではなく、あくまで何枚か撮ったものを重ねて画像処理した結果です。

= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
台風が日本海を通過していったせいか、一昨日・昨日と何十日ぶりかで雨が少し降りました。
それでもここのところ新潟県が今日の暑さ日本一だったとの報道がされています。
早く猛暑が終わってほしいです。

猛暑でスイカ割りも室内で


にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へにほんブログ村
いつもポチッとありがとうございます。

= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 干潟星雲中心部(熱帯夜に533... | トップ | 網状星雲(西側)モザイク撮... »

コメントを投稿

天体写真(星雲・星団)」カテゴリの最新記事