雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

M64黒眼銀河 (かみのけ座) [ステラショット3再始動その2]

2024年05月09日 | 天体写真(系外銀河)
今回もステラショット3アップデータ3.0fインスト-ル後の撮影画像です。
撮影したのは5月2日夜で、前回のおおぐま座のNGC2841銀河に続いてこの夜2タイトル目の銀河です。

かみのけ座の通称ブラックアイ銀河のニックネームを持つ個性的な系外銀河をご覧ください。

 M64 黒眼銀河 (NGC4826)(かみのけ座) 
( 元画像の50%縮小でトリミングなし )
( 上 が 北 になっています )
撮影DATA : 2024/ 5/ 2 22:09’~ Vixen VC200L(レデユーサーHD) (合成fl=1386㎜)
露出 6分 ×20枚 (総露光時間120分)Gain150  Offset 8 ホワイトバランス(R50%・B50%) LPS-D1フィルター ASI533MC Pro(冷却-10℃)
 タカハシ EM-200 Temma2M  ステラショット3(導入・オートガイド・撮影) ステライメージ9(画像処理)
ダーク・フラット処理は新しく作成し直したものを使っています

中央の銀河部分を縮小なしで切り出した画像です。 ↓
銀河周辺の淡い部分も出そうとした結果、””眼というより”色”の瞳に見えています。
シィーングも良かったのか、撮影画像すべてガイド良好でした。

これまでのベスト画像、4年前の3月フルサイズデジ一眼EOS6Dで撮ったM64です。↓
(縮小なしで上の画像と同じ範囲を切り出しています)
同じVC200L鏡筒ですがレデユーサーなしの長焦点でで撮影、総露光時間は3時間15分
こちらの全体画像および撮影DATAはこちら → かみのけ座 黒眼M64(フルサイズだから長焦点)

今回の撮影画像と比較すると高精細で低ノイズのASI533MC Proの優位性がよくわかります。
これで別夜の追加露光を加えれば、更にダイナミックな画像が期待できます。

撮影時の空の状態もわかる恒例の「只今撮影中ショット」になります。 ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2024年 5月 2日 22時36分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×7枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影


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最近 機材撤収時にのぞき込んで見た主鏡の汚れが気になっていました。
中古で入手したVC200L鏡筒はこれまで2回ほど主鏡の洗浄を行っているのですが、
調べたら前回洗ったのが6年前だったことがわかりました。
そこで昨日この機会に(どの機会?)主鏡洗浄を行いました。
今回は光軸がずれるのが嫌だったため、鏡筒後部は分解せずに
そのまま主鏡のみ洗う事にしました。
一回目の主鏡洗浄時のブログ記事を参照しながら、水が入って困るところを養生
これまで同様 完全に汚れまで取れたわけではないのですが、
気持ちはスッキリしました。
1回目の洗浄の記事 → 後悔先に立たず。(VC200L主鏡洗浄)・・・・・・
2回目の洗浄の記事 → VC200L主鏡洗浄(月に一夜の星空に備えて)


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