雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

球状星団M5(へび座) [ステラショット3 再始動その3]

2024年05月12日 | 天体写真(星雲・星団)
今回はステラショット3アップデータ3.0fインストール後の最初の夜に撮った3タイトル目になります。

この時期(5月)は春の系外銀河が目白押しなのですが、日が替わるころの時間帯になると
りょうけん座からおとめ座にかけての系外銀河は南中を過ぎて西に傾いて行きます。
春から夏の撮影対象に変わってゆくこの時間帯に撮ったのはへび座の球状星団M5です。
明るさではヘルクレス座の球状星団M13にも勝るといわれています。

今回は星数10万個と言われているこの球状星団の等倍切り出し画像から掲載します。 ↓
 球状星団 M5(NGC5904)(へび座) 
今回はシィーングにも恵まれたのか ガイドも安定し、星が良く分離しています

トリミングなしの全体画像と撮影DATAはこちらになります。
( 元画像の50%縮小でトリミングなし )
( 上 が 北 になっています )
撮影DATA : 2024/ 5/ 3 00:25’~ Vixen VC200L(レデユーサーHD) (合成fl=1386㎜)
露出 6分 ×14枚 (総露光時間84分)Gain150  Offset 8 ホワイトバランス(R50%・B50%) LPS-D1フィルター ASI533MC Pro(冷却-10℃)
 タカハシ EM-200 Temma2M  ステラショット3(導入・オートガイド・撮影) ステライメージ9(画像処理)
ダーク・フラット処理は新しく作成し直したものを使っています

3年前にフルサイズデジ一眼EOS6Dで撮影したM5の画像です。
(縮小なしで最初の画像と同じ範囲を切り出しています)
6Dのピクセルサイズが大きいため、VC200L鏡筒でレデューサーなしの長焦点で撮影しています
更に星の色を残すため、10分・3分・1分の3段階露光で撮影しています
こちらの画像のブログ記事および撮影DATAは ⇒ M5リベンジ撮影で、北天の大花火三発打ち上げ完了。
( M3M13との比較も行っています )
 

撮影時の空の状態もわかる恒例の「只今撮影中ショット」になります。 ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2024年 5月 3日 00時44分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×7枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影


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雲上(くもがみ)が担当の、我が家の「かたてま野菜」。
今年はまだ苗の植え付けを行っていません。
夏野菜専門で、毎年早々に収穫を終えてしまうので、
今年はまだ野菜苗を買うのをぐっとこらえております。
次に一雨来たらマルチングして植え付けする予定です。
5月に3夜ほど徹夜撮影したりで、庭の勝手連の花たちを見てやれませんでした、今年もきれいにシャクナゲ。


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