マグニチュード7.1という大規模な地震の割には被害が少なく、津波の発生もなかったのが不幸中の幸い。
写真右手の青いシートで覆われているビルは福岡・天神の目抜き通りに面した福ビル。
道路に面した窓ガラス930枚のうち約360枚が割れて道路に降り注いだが、休日で人通りが比較的少なかったことが幸いし怪我人はなかった。
写真左手には全面ガラス張りのビルが見えるが、こちらは1枚も割れてない。
周辺のビルの中で窓ガラスが割れ落ちたのは福ビルだけだ。
同ビルは昭和36年の建設と古く、窓枠とガラスの間に緩衝材を入れずパテで直接固定する方法だったため、建物の揺れが直接ガラスに加わり割れたと見られている。