栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

香港空港でちょっと戸惑う。

2005-05-13 12:47:45 | 雑感
 久し振りの香港である。以前行ったのは中国に返還される1年前だから96年。自分の感覚では5年程前かなと思っていたけど、9年も前だった。
まだ当時は新空港建設中だったので、新空港に降りたのは今回が初めてだ。

 戸惑ったのは飛行機を降りてから荷物を受け取るまでに列車で移動したことだ。
羽田の感覚ではモノレールに乗るのは空港を出てからだからちょっと不安になったが、「Arrival」の表示に従っていくと他に行きようがないし、外国人も皆そちらに移動しているから間違いないだろうと列車に乗る。

 皆が移動する後に付いていって変なところで降りたり、違う場所に行った経験がニューヨークでもあるので、入国審査を抜け、荷物受け取りロビーに付くとホッとした。
 実は香港滞在中にシンセンに行ったが、シンセンから再び羅湖(ローフー、香港側)に入境する時、同じような失敗をしてしまった。疲れてくると案内表示を見落としたり、よく見ずに人の流れに付いていくことがあるので要注意だ。

 ともあれ無事、到着ロビーに出、ちょっとコーヒーでも飲んで一休みと思った時に目に付いたのが熊本発祥のとんこつこってり味の「味千拉麺」。
 熊本を中心にチェーン展開しているが、近年は中国での出店を加速しており、数年前、上海に行った時に「長崎チャンポン」の店と同じくよく見かけた。
 香港と上海、どちらが先に出店したのか知らないが、国内の店舗よりは中国の店舗の方がきれいな店作りをしている、というより最近の新しい店舗は昔のラーメン店のイメージを脱却し、ファーストフード的な店作りにどこもしているということだろう。
 創業者の重光氏は台湾出身で、海外1号店はやはり台湾に出している。2代目の代になってから積極的に海外展開を図りだしたようだ。