この数年、毎年、今夏の暑さは異常だと思いながら過ごしていますが、特に今年は
暑いようです。
暑いといえば7月の上海も暑かったですね。上着などとても着ていられませんが、実
際、誰も上着を着ている人はいませんでした。「商談に半ズボンで来る人もいますが、
さすがにそこまで私らはできませんが」と、某進出企業の社長も苦笑していました。
ところで今春以降、私はシンセン、上海と、日中間を行き来しています。
表向き、気軽なブラブラ旅行と言っていますが、実は私自身の活動を第3段階に移す
ための行動で、リエゾン九州を設立した時と同じ気持ちで「動かされ」ています。
20年以上前、第2次ベンチャーブームとそれに続く円高・海外移転・国内の産業空
洞化がいわれた時期に、このままでは我が国の中小企業が危ないという危機感に襲わ
れ、中小企業活性化のために自分ができることをしようと決意しました。
そのための第1ステップの活動が九州の中小企業の技術を取材して紹介する
ことでした。
この時期は本当に精力的に九州中を動き回りました。取材費・交通費も出ない中を
自費でよく動いたものだと思います。
そのうちコーディネートの必要性と、中小企業が開発した商品の販路開拓・マーケ
ティング面でのサポートの必要性を感じ、リエゾン九州を設立しました。
これが私の活動の第2ステップです。
そしていま、中国を筆頭としたアジア諸国の技術力がアップしてくる中で、九州の
中小企業はどう対応すればいいのか。
その答えを見いだすためには九州の中だけで動いていてはダメだと感じています。
中国に進出して成功している企業はどのようなやり方をしているのか。優秀な中国企
業と提携するための方法は。販路を中国に求めるためには・・・。
経営判断の基礎になるのはいかに質のいい情報を多く集めるかです。一面的な情報
では判断を見誤ります。
井の中の蛙ではこれからの時代生きていけません。
いかに質のいい情報を集め、判断し、手を打っていくのか。
そのために、私はもう一度力を奮い起こし、日中間を飛び回ろう、と思っています。
私はいま自分の活動を第3ステップに移そうとしています。
今回の上海報告はそのためのほんの入り口です。
「雨にも負けず、風にも負けず・・・・東に病気の子供あれば行って看病してやり、
西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負ひ、南に・・、北に・・・そんなものに
私はなりたい」
宮沢賢治のこの言葉が好きです。
そして、彼がそう言わざるを得なかった気持ちも痛いほど分かります。
--記--
●日 時: 8月20日(土) 13:30 ~ 17:00
●場 所:福商会館(大名1-12-57)の2F
天神西通り、岩田屋本館(旧Zサイド前)の前に大福うどん、
ケンターッキーフライドチキンがあり、その角を赤坂方向に
入ると角から2、3軒目左手のビル(1FにPumaの赤いショップ)
●内 容:
1.勉強会
「垣間見る上海経済の裏と表」
講師:ジャーナリスト・栗野 良
成長著しい中国経済の中にあってもトップを走っている上海。
いまの上海は高度経済成長期とバブル景気とベンチャーブームが同時に
訪れているのと同じです。
ベンチャー企業にとってはそこかしこにチャンスがあります。
年収14億を超える超リッチ層がいるかと思えば、建設現場の屋外で寝泊
まりしている地方からの出稼ぎ労働者もいれば、物乞いも増えています。
不動産価格を筆頭に上がり続けている消費者物価の中で下がっている
ものもあります。
何が高くて、何が安いのか。伸びている分野は何か。
電力不足は解消するのかしないのか。交通は、インターネット事情は・・・。
垣間見た上海経済の裏と表を「栗野的視点」で紹介します。
暑いようです。
暑いといえば7月の上海も暑かったですね。上着などとても着ていられませんが、実
際、誰も上着を着ている人はいませんでした。「商談に半ズボンで来る人もいますが、
さすがにそこまで私らはできませんが」と、某進出企業の社長も苦笑していました。
ところで今春以降、私はシンセン、上海と、日中間を行き来しています。
表向き、気軽なブラブラ旅行と言っていますが、実は私自身の活動を第3段階に移す
ための行動で、リエゾン九州を設立した時と同じ気持ちで「動かされ」ています。
20年以上前、第2次ベンチャーブームとそれに続く円高・海外移転・国内の産業空
洞化がいわれた時期に、このままでは我が国の中小企業が危ないという危機感に襲わ
れ、中小企業活性化のために自分ができることをしようと決意しました。
そのための第1ステップの活動が九州の中小企業の技術を取材して紹介する
ことでした。
この時期は本当に精力的に九州中を動き回りました。取材費・交通費も出ない中を
自費でよく動いたものだと思います。
そのうちコーディネートの必要性と、中小企業が開発した商品の販路開拓・マーケ
ティング面でのサポートの必要性を感じ、リエゾン九州を設立しました。
これが私の活動の第2ステップです。
そしていま、中国を筆頭としたアジア諸国の技術力がアップしてくる中で、九州の
中小企業はどう対応すればいいのか。
その答えを見いだすためには九州の中だけで動いていてはダメだと感じています。
中国に進出して成功している企業はどのようなやり方をしているのか。優秀な中国企
業と提携するための方法は。販路を中国に求めるためには・・・。
経営判断の基礎になるのはいかに質のいい情報を多く集めるかです。一面的な情報
では判断を見誤ります。
井の中の蛙ではこれからの時代生きていけません。
いかに質のいい情報を集め、判断し、手を打っていくのか。
そのために、私はもう一度力を奮い起こし、日中間を飛び回ろう、と思っています。
私はいま自分の活動を第3ステップに移そうとしています。
今回の上海報告はそのためのほんの入り口です。
「雨にも負けず、風にも負けず・・・・東に病気の子供あれば行って看病してやり、
西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負ひ、南に・・、北に・・・そんなものに
私はなりたい」
宮沢賢治のこの言葉が好きです。
そして、彼がそう言わざるを得なかった気持ちも痛いほど分かります。
--記--
●日 時: 8月20日(土) 13:30 ~ 17:00
●場 所:福商会館(大名1-12-57)の2F
天神西通り、岩田屋本館(旧Zサイド前)の前に大福うどん、
ケンターッキーフライドチキンがあり、その角を赤坂方向に
入ると角から2、3軒目左手のビル(1FにPumaの赤いショップ)
●内 容:
1.勉強会
「垣間見る上海経済の裏と表」
講師:ジャーナリスト・栗野 良
成長著しい中国経済の中にあってもトップを走っている上海。
いまの上海は高度経済成長期とバブル景気とベンチャーブームが同時に
訪れているのと同じです。
ベンチャー企業にとってはそこかしこにチャンスがあります。
年収14億を超える超リッチ層がいるかと思えば、建設現場の屋外で寝泊
まりしている地方からの出稼ぎ労働者もいれば、物乞いも増えています。
不動産価格を筆頭に上がり続けている消費者物価の中で下がっている
ものもあります。
何が高くて、何が安いのか。伸びている分野は何か。
電力不足は解消するのかしないのか。交通は、インターネット事情は・・・。
垣間見た上海経済の裏と表を「栗野的視点」で紹介します。