栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

ノートパソコンの案外気になる箇所

2010-03-04 11:37:00 | 視点
 姿形は似ていても性格は全然別、という兄弟もいれば、何から何までよく似ているという姉妹もいる。
 例えば私。弟とは性格はおろか姿形も全く似ていないと若い頃はよく言われていたし、自分でもそう思っていたが、年と共に段々似てきたとよく言われる。
 ところが全く違うのが買い物の仕方。
弟は同じものなら高いものを買うが、私は安い方を選ぶ。
値段が高い方がいいものだと思っている、と弟は言う。
私は性能等中身を比べ、同じ性能ならメードインジャパンだろうがメードインチャイナだろうが同じ。特にパソコンなどはメードインジャパンでも中の部品は東南アジア製。だったらメードインジャパンにこだわる必要はない。安い方を選ぶ、と私。

 パソコンに限っていえば国産にこだわったこともブランドにこだわったこともない。むしろ価格の方にこだわってきた。
だから年々買うパソコンの価格が下がっている。
デスクトップPCは5、6万円。ノートPCにだって10万円以上出したくない。
いま使っている15インチの東芝dynabookは2006年の初売りで10万円ジャストで買ったし、昨秋買った17インチノートPCは6万円台。
いまならデルの15.6インチノートPCでも4万円台で買える。

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 ところが、こだわるのがキータッチとキー配列。
原稿を書くため毎日キーボードを叩いているので、キータッチには随分昔からこだわってきた。
 外国製(アメリカ製)のキータッチは少し硬め。だから肩が凝る。
やはり日本製の方が少し軟らかい。
デスクトップPCの場合は別売りキーボードを買えるが、ノートPCはキーボードだけを交換するわけにいかないので、できるだけ触ってから買うようにしているが、やはりちょっと試し打ちをしたぐらいではよく分からないから困る。

 キー配列も問題だ。
コントロールキーや左「ALT」キーは他のキーとの組み合わせでいろんな機能を割り当てているから、左側に「ALT」キーがないのは困る。
また「BACK SPACE」キーや「DEL」キーがある場所も問題だ。
ノートPCの場合、スペースの問題からこれらのキーを省いたり、配列場所が違っていたりすることがあるからだ。

 なかでも一番問題にしているのが「HOME」「END」キー。
これらを独立キーにしているノートPCもあるがほとんどのノートPCは「FN」キーと「←」「→」の組み合わせで代用している。
私は「HOME」「END」機能をよく使うので、このキー割り当てがどうなっているかはとても大きな意味を持ってくる。
 行頭にカーソルを移動させるときは「HOME」キー、行末は「END」キーを押してカーソルを瞬時に移動させる癖が付いているから、このキーがないと文章を書くときのリズムが壊れる。
 ノートPCの場合は「HOME」キーの代わりに「FN」+「←」、「END」キーの代わりに「FN」+「→」を割り当てていることが多い。少なくとも日本仕様のキーボード配列の場合は。

 実はネットブックを買った時、重量の軽さを取るか、キー配列を取るかで、結局キー配列の方を重視し、AserではなくAsusの方を選んだほどである。
 ただ、Aserネットブックの軽さはキー配列へのこだわりを捨ててでも選んだ方がよかったかなと後悔させるほどのものはいまでもあるが。
 普通、PCを買う時にこんなことは気にしないだろうと思うが、いざ使い始めると案外気になるものでもある。


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