栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

国難時にトップ交代は是か非か(1)

2011-06-01 11:36:26 | 視点
この国を覆う無責任体質

 政局が揺れている。

野党が内閣不信任案を本当に提出するのかしないのか、不信任案は通るのか通らないのか、民主党内から造反者は出るのか出ないのか、出るとすれば人数は何人か。

 こうした動きに対し、メディアを始めとした国民の反応も様々に分かれている。

1.被災地のことを考えると政局をやっている場合じゃない。

2.国難時に政治空白を作るべきではない。

3.菅首相以外の誰がなってもいまより良くなるとは思えないから、菅首相のままでいい。

4.無能宰相は早く替えたほうがいい。

 大きく分けると、このようになりそうだ。

いずれの意見ももっとものようだが、1~3は現状維持派で、4は交代派といえるだろう。

 さて、現在のような国難に直面している時、国のトップは替えるべきではないか、それとも無能無策なら替えた方がいいのか。

 実は1か月程前、似たような話をし合ったことがある。

 先代が1代で築いた会社で、現社長は2代目。

先代が築いた財産(取引先等)で、いまは仕事が出来ているが、この先いつまでもそれだけでは無理だと分かっているが、なかなか新規顧客の開拓や新しいことをやろうとしない。

そのくせ先代のワンマンなところだけは真似て、人の意見は聞かずになんでも自分で決めようとする。

それでいい結果が出ればいいんだが、いつも逆だから困る。

 金融機関もいままでは一生懸命支えてきたが、さすがに最近は重荷になっているので、やがて手を引くと思うが、そうなると間違いなく倒産する。

一番いいのは、その前にどこかと合併させることなんだが、それもなかなかうまくいかなくて、どうしたらいいかと困っている・・・、というのだ。

 まるでどこかの政党の現状を聞いているような気がしたが、ふと思い出した


              (以下略)



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