栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

日本酒はなぜ売れないのか。(3)~活路をどこに求めるべきか

2012-02-03 22:16:40 | 視点
8.選択肢の少なさが一因にも

 日本酒は単品メニューの店と同じで飲み方のバリエーションが少ない。

燗酒か冷や(常温も含め)ぐらいしかない。しかも度数は決まっている。

焼酎ですら定番の25度に対し20度も出ている時代だが、日本酒は15度のみ。

焼酎のようにお湯や水で割り、度数を自由に変えて飲むこともできない。

氷を入れて飲むロックでさえ、通と称する保守層からは「邪道」な飲み方と否定されるぐらいだから。

 そもそも日本酒がよく飲まれたのは

 結局、日本酒は造る側も飲む側も、この状態から脱しない限り日本酒の販路は広がらないし、

産業としては衰退していくしかないだろう。

9.活路をどこに求めるべきか

 度数の幅がなく、飲み方も限られているアルコール飲料で即座に思い浮かべるのはワインだろう。

日本酒とフランス産ワインは取り巻く環境もよく似ている。

 国外生産清酒が失敗したのは市場を日本国内に求めた点が1つ。

もう1点は飲料業界外の異業種からの参入だったことが大きい。

異業種だから失敗したのではなく

       (以下略)


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